2007年7月19日木曜日

メモリ記録型カムコーダーその後


その後...
数ヶ月前だかに、こんにちは,"AVCHD"カメラなる事を書いたのだが、その後、RSSリーダーにてこんな記事を見つけた。


ソニーが放つ刺客、メモリ記録型AVCHD「HDR-CX7」
発売になったのか、それようの記事になっている。国内のWebサイトだと、こと映像に関して言えば、小寺信良さん以外のライターさんによる記事を見かけないので、唯一なのだろう。
それ以外になると、書籍が2誌、3誌と言うところなのだろうと思うし、業務で必要とされなければ、既存のフォーマットを選ぶ傾向が強いので、これ以上は...


感想はさて置きとか言いつつ、ソニーのカメラの印象としては、既存のレガシーフォーマットのサポートが明確になっている点だろうか。SD,HD共に潰しの利くフォーマットと言うところだろうか。

それ以外になると、記事中に書かれていた松下のカメラのリンク先に答えが載っていたのが印象的。
それはと言えば、こちら


SDメディアストレージ付属
話は飛んでしまうのだが、松下電器の業務用にでているSDメディアストレージ、テープの本数をカバーできる構造からすると、なかなかのおもてなしなのだろう。

と、その下に記載されている"業務用AVCHDデッキ"も気になる。対応フォーマットや機能として何を充実させるのか。そんなところは出たと勝負のような気もするのだが、何が必要なのかは、企業その物が問われそうだ。


終わりに
結局、ノンリニアでどう扱いのかがいまいち分からないままなのだが、どうするつもりなのだろうか。想定はこんんか感じだろうか。

(1)直接、編集する場合
カメラやメディアストレージをPCにマウントし、記録されたファイルを直接いじくるなり、変換するなりして編集に取り掛かる話。

手短だし、カジュアルに利用する層は、ここいらを気にするのだろうか。
ソニーの答えとしては、SDベースの素材ならば、MPEG2なのでノンリニア編集もそれなりに充実してるのでは?と言う答えなのだろう。
FLV化するところやら、画よりも速報性なら、MPEG2ベースのSDで十分といえば十分のような気がする。(別に国のご指導で電波に乗せて放送してるわけでも無いわけだし...)

(2)一度、登録して編集
こちらは、数人から数十人がかかわってきそうなので、業者があ~だ、こ~だだと言いそうなのでなんとも。
フィルターとして、すぐなのか、ちょっとは時間があるのか。そのぐらいの差しか見え隠れなさそうだが、そんなフィルターで括っても十分なようなきもするのだが...。


結局は、メディアストレージが松下から出てるのと、まだまだ枯れてないのかと言う印象なのだが、それでも日々、ユーザーから要望、満足できる技術との照らし合わせで、答えが出てきそうだ。(新設と既存からの切り替えじゃ、差が大きいけど...)

安いとは何なのか


とりあえず
個々最近このblogに何も書かず1ヶ月が過ぎるのだが、貯めに貯めてしまった御代を消化しなければと思っているところ、BSCやITILなんかの書籍を読んでいると、体系化されたシステムと言うのが目に留まった1ヶ月でもあった。

そんななか、ここで書いてたYield Managementなんかもそうだが、そんな体系化からすれば一部であり、そもそもこれだけでも十分御代になるのかなとは思うし大事なのは分かるのだが、でもねと言う事でもあり、Yield Managementを使わなくても売れるに越した事が無いのかとも思う。けど、設備を運用するに置いては、結局はYield Managementに話が進むのかもしれないけど...。


BCSを読んでいると
Yield Managementを調べていくと、サウスウエスト航空の事例を見かけるのだが、BSC書籍を見ていてもサウスウエスト航空という社名を見かける。どちらもサウスウエスト航空なのだが、細かい話に行くにつれ、話が違う事に注意が行く。

双方、べたほめなのは確かなのだが、目的が違うのか片方が見失っているのか、それとも何かを隠しているのか、古いのか。そんなことを感じつつも、安さとはの事例を追うと、サウスウエスト航空が目に留まるので、その仕組みとやらを追ってみる。


安さの秘密
サウスウエスト航空の詳細を知るきっかけとして、数ヶ月前に起こった全日本空輸(ANA)のシステム停止がきっかけである。
詳細はここからたどれば、たいがいの話は分かるように思える。

それと、根幹のシステムとしてユニシスの航空向けパッケージソフトを使っていると言う事で、それらしいシステムを探索していく中で、このようなドキュメントを見つけた。


この中の"国際競争時代のコスト構造改革と需要拡大を支える 航空基幹システムの世代交代 AirCore"からの一部抜粋なのだが、そこから"2.1 航空予約システムの動向"の"2) ローコスト・エアラインの出現"からの抜粋、"ローコスト・エアラインは,あらゆる面でのコストを削減(機内サービス,機種の統一など)
することで低価格を実現しており,予約システムに係るコストも削減の対象としている.インターネットのみでの販売,予約変更の制限,他社との連携を行わないなどの方式を採用してGDS への支払いを不要とし,かつ自社システムとしての予約システムに必要となる機能を削減することで,低コストでこの要求を実現している."との事。

要約すれば、内へのコスト削減、外へのコスト削減、輪をどこまで保持するのか。と言う所か。が、分かりやすい、内へのコスト削減は簡単に到達できそうだが、外へのコスト削減は、計るものが無くて、なかなか選択するにも、実行するにも難しいのかなと思う。


別の見方をする
何をきっかけに知ったのか忘れてしまったのだが、対抗企業と言うのも存在し、ここ最近のニュースなどでは、前輪のタイヤがあっちの方向に出たまま、着陸した航空会社で知った方も多いと思う、ジェットブルー航空が見比べるには良いのだろう。
ウィキペディアのジェットブルー航空の項目を見ていても、経営者の動向を見ていると、サウスウエスト航空の比較としてはちょうどよさそうだ。


こちらは、日航財団発行のレポートが存在するので、こちらを読んでみる。

お題からしても層だが、影の部分が目立つ印象だ。最後に書いてあったので転記すると...
(1) エンブラエル190の運航においてジェットブルーの思惑通り、新たな市場を拡大し、かつA320と同等レベルの営業利益率を確保出来るのか?
新たな機体でのサービスを展開するのだが、利益を稼げるのか。ここに関しては専門家でもないのでなんとも言わない。

(2) 経営規模が拡大し従業員数も倍増する中で、何時まで組合無しの状態を享受出来るのか?
組合が結成されれば労務費の上昇は避けられない。
ここはスタートアップ企業も層だし、組合の存在しない一部上場企業でも見受けられる話である。どこかにサンプルが転がって層だが、IT関連銘柄だと、ソフトバンクから始まって色々と在りそうだ。

(3) 大手各社による各空港での既得権益がある中で本当に新たな路線枠を獲得し、路線網を計画通り拡大できるのか?
こちらも、(1)同様の話になるのか。


企業も個人も同じ時間を過ごすので、(2)の問題は出てくるのだろう。そのときどうするのか。継続するってのは難しいと言う話で終わるような話ではないし、企業寿命30年という話もあるのだが、スタートアップから経過した企業、個人の行く末は、結局自分、自分らで探せと言う事になるのかな。

って、こんな答えを書くつもりで、これを書いたつもりは無いのだが...。

2007年6月14日木曜日

対話のレッスンを読んでみて

長湯にする為にも何か書籍をと思い、昔購入した書籍「対話のレッスン」を読み始めてみた。
もともと、書籍その物が風呂場用に作られているわけでもないので、読み終わるとぶよぶよになるのだが、それでもこの書籍、雑誌連載のコラム、エッセー集ということもあり、風呂場に最適な書籍であった。

内容、コトは
と言うと、タイトルの通り対話である。
改めて「対話ってなに?」から、辞書に見かける「双方向かい合って話をすること。また、その話。(三省堂提供「大辞林 第二版」より)」よりより深く追求されている。


感想

感想と言うよりつくづくこう思うのでした。

コミュニケーションは、「伝わらない」と言う事から始まる。対話の出発点は、ここにしかない。

私とあなたは違うということ。
私とあなたは違う言葉を話しているということ。
私は、あなたが分からないということ。
私が大事にしていることを、あなたも大事にしてくれているとは限らないということ。
私たちは、理解しあえる部分を少しずつ増やし、広げて、一つの社会のなかで生きていかなければならないということ。

その事は決して苦痛なことではなく、差異のなかに喜びを見出だす方法も、きっとあるということ。

2007年6月11日月曜日

ニュース番組のHOWTO

日曜日に"伊集院光 日曜日の秘密基地"を聞いていたら久米宏さんが登場。昔の雑誌記事から質問を掘り出して、対話をしていたので、メモ。

Q.ニュース番組で暇ネタを紹介するときの注意ポイント

暇ネタってなんだと思ったのだが、「お出かけになってはいかがでしょうか。」と締めくくるニュースの事。たとえば、桜の季節ならば、どこぞの桜が綺麗に咲いてます。お出かけになっていかがでしょうか。と終わるようなネタとのこと。

で、問題は、注意するポイントなのである。「お出かけになってはいかがでしょうか。」は必要なんだろうか。久米宏さん曰く、不要、情報ではない。と。

まあ、広告であるし、そもそもアドバイスをあなたからもらう必要があるのか。そこまでは言い過ぎにしても、広告であるのは確かか。

ほかにも、スポーツコーナーにて「がんばって欲しい」や「気になりますね」など。余計か必要なのかは、どこで別れるのだろうか。


Q.ニュースの原稿を読むには
こちらは、上の話の続きで、別な視点からの話。

言っていたのは、「原稿は短くしろ」「早く読め(気持ち早く読め)」答えは、正反対の年寄り向けラジオといっていたのだが。


「原稿は短くしろ」
原稿なので、流れとしてはこんなブログでも同じなんだろうか。まあ、物理的に紙、ブログ上では3つに分離できるのだが、実際に「伝える」になると、長くなると。たとえば「です。さて・・・」とか。

これは、私も経験をしておりました。どこぞのサポートセンターのコールセンター向けアナウンスを作成したとき、こんな事を考えながらしていたわけでもないのだが、短く的確に、しかも余計な事を省いて伝えるとなると、こんなことを自然に思うのだ。


「早く読め(気持ち早く読め)」
こちらは、気持ち早く読んで時間に余裕をと言うところか。久米宏さんと言えば生番組なんだろうと思うのだが。収録版は、編集を経て見るような話なので、影響力のある人には詰まらん媒体なのかもしれない。(私だけが感じていたのかも)

こちらも、コールセンター向けアナウンスを作成したときにやっていたのだが、ポイントは...
1.全体は均一に
2.間をつまむ(言葉と言葉の間をつまむ、息継ぎは考え物)
3.最後の5秒は慌てず
という事を言っていた。(息継ぎは私的に思うこと)


コールセンターの場合、適当な収録装置にて一度、プレッシャーも与えず読んでもらう。遅ければ、「気持ち早く読んでね」と頼む。注意点は、最後の5秒をどうするかだ。まあ、生放送の場合、その瞬間が飛び出す事を考えると、とてつもなくプレッシャーがかかるとは思うのだが、事、コールセンターの収録、適当に流し流しやれば、プレッシャーもかからないだろう。

そんなこんなで、ここからは編集。波形系のソフトもお安く売っているし、フリーのソフトもあるので、そんなのにmp3ファイルやwavファイルを編集すると。

間をつまむので、言葉のバランスを読みながら、間をつまむのだが、何を伝えたいか、どこで選択するのか、電話を切るのかを考えて言葉を選べば、適当に収まりそうだ。

ブレスについては、ブレスを切っても、間で区切っている場合も多いので、単純にカットしても聞きにくい構図になる場合もあるので、そこいらを調整すれば、あっという間にメッセージの出来上がりとなるわけだ。


Q.リポートする側とアンカーの間
こちらは中継先の人とスタジオにいる人の"ま"がどんな状態であれば良いのか。と言う話。
メモした内容からすると...

1.あいづちの打ち方、息継ぎの読み方を気にする
2.相手が「息」をするときに質問をする
3.なるべくあいづち、文脈から息継ぎを読む。
なことを言っていたような。


近道は簡単で、「早く読め(気持ち早く読め)」での間をどうするのか。ここを下地に気にすれば、必然と進むような気もした。が、改めて気づかないと、掘り起こして気にしないな...。勉強になりました。

2007年6月5日火曜日

電話機リファレンス


Asteriskの知名度も普及の兆しのように見えるので、どのようなものが必要なのか、調べてみることにする。
とは言っても、必要とされてる場面では、不必要となる場合もあるので難しい。

数日前、このようなリリースな記事を見つけた。
日本アバイアが法人向け“ワンフォン”
記事の内容は、携帯電話をAvayaの内線電話端末にすることが可能システムを発売すると言うものである。


この手の話、SipやVoIP、PHSなどを利用してつなぐPBXやビジネスフォンと何が違うのか。別に変わりは無さそうなのだが、このリリースを読む限り、回線を選ばずに内線電話端末として使用できる点が売りと言うことか。

別に単体、携帯電話として動けば、それでよいのでは?と、言われそうだ。が、CRMとの連動や日本版SOX法を盾にした通話の録音、ログ化を考えれば、必然性が当然出てくる話なのだろう。

はて、この需要に見合うのはどこか。ここで最初に言った「必要とされてる場面では、不必要となる場合もあるので難しい」との話になるので、これだけでも絞られそうだ。


実装する機能とは
必要性や需要はとりあえずあっちに置いておくとして、この電話機に必要なものはなんなのか。Avayaをキーワードに調べてみたのだが、ここのリリースがポイントを押さえていそうだ。
ノキア・ジャパン株式会社 - Avaya one-X Mobile Edition - Mobile Field Sales
ノキア・ジャパン株式会社 - Cisco Unified CallManager - Mobile Field Sales

この2つ、共通するのは、NOKIAのプラットフォーム、Series 60にて動いているのと、リリース上ではあるが、実装してる機能が似たり寄ったり。差は、つながる先だけの様に見える。

中身は、PBXの機能を携帯電話に拡張することで、通話転送、短縮内線ダイヤル、ボイスメール転送、保留転送、コールピックアップ、電話会議など、オフィス電話で一般的に使用される通話機能を携帯電話で利用可能とある。ここが求められるところか。

違う商品でも同様の機能はうたわれており、プラネックスのIP電話機、PLANEXPRODUCTIP PHONEVTL-ST02Hの電話機機能かページ下段にある製品概要に記載されている。


機能に戸惑う
必要とされる機能は適当な所ではあるが、そろったような気もする。でも、使う方、今までの利用してた物からすると、一概にそろったのだろうか。
やはり一番最初の「必要とされてる場面では、不必要となる場合もあるので難しい」という事だ。少なくとも、PBXとビジネスフォンでは、機能も必要性も違うと言うことなのと、ターゲットとしてるユーザーも違うのだろう。

他の事例で例えると、この記事が良い事例だろうか。
ITmedia News:任天堂「DS」1人1台へ 岩田社長が意欲

この記事冒頭の「「DS」は1人1台に、「Wii(ウィー)」は一家に1台に」と言う事である。電話機を使いまわすか、個人で使うのかの差、大まかに言えば、電話と携帯電話の差と言えばよいのだろう。

携帯電話がここまで普及し、家族から個人に移行した電話なのに、事業所でも同様になるのかといえば、組織の中で、どのぐらいの必要性があるのかで、変わる。
3社の携帯電話の法人向けサービスを見ていると、その間、必然性は、あるように見える。

ただ、どこまでの機能が必要かといえば、ビジネスフォンなのか、PBXなのかは、言うまでも無く、PBXで実装されてる機能があって当然と言う話になる。


最後に
そもそもこんなことを書いてどうなのか。という話もあるのだが、Asteriskの動向を見ていると、次なる手立てが無いので、どんなところに需要があるのかを考えていたら、携帯電話にてPBXをコントロールするのが、既存のビジネスフォン、PBXメーカーが脅威に思うのだろうと思ったしだい。

ちなみに、Asteriskの評価は、ここの記事にて確認できるし、私もそっち側なら当然そう思う。
日本のAsterisk最新事情(5)「黒船Asterisk」,他陣営はこう見る:ITpro

2007年6月1日金曜日

エンターテイメント造園


5/31、嵐の前の静けさが漂う午後の昼下がり(なんじゃこの書き出し...)、TBSラジオのストリームのコラムの花道にいとうせいこうさんが出ていた。
そのときのお話は、こちらからpodcastとして聞けます。

内容は、数日前に販売されたPLANTED 第4号の告知な案内と言うか、宣伝である。けど、そんな宣伝に打勝つ内容をつらつらと言い放ってコーナーは終わっていった。



詳細は、「東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの"植物"を見ていく」。ちなみに、この雑誌、PLANTEDは、amazonやセブンアンドワイの書籍分類を見ていると、園芸というジャンルになるらしい。私にとっては未知なる領域だ。

まあ、これを買うまでのつらさと言うか、探し当てるまでが結構以上に大変である。
毎日新聞発行という事もあり、当たり前に書店に並んでいるのだろうと思いきや、園芸コーナーと言う、なかなか牙城が厳しいのか、入荷候補にエントリーされてない。

行った店舗が悪かったのだろうと思うのだが、書籍の棚卸を金額で行う書店(在庫管理がなされてないのと売れ線重視な書店)は、なかなか見つけることが難しい。東京東部だと、錦糸町のくまざわ書店 錦糸町店にて、園芸コーナー隣(表紙の影響力?)の雑誌棚にて発見。



中身を拝見すると「安めぐみ」がバンドルされてる抜け目がない雑誌と言うか、ちょっと視点がずれてないか?とも疑問に思いながら、色々と用意はされている。

どの人に向けての雑誌なのか、出版されているのか、写真のレイアウトから内容を見ていくと、私ではないのは確かなのだが、それでもそんな事を軽々しく超えていく。

とりあえず話を聞くのが鉄則と言う事で、担当者さんとのインタビュー形式になっている。個人的な立場として、商業的な目的や研究テーマに選ばない限り、テーマ無く仕様を聞いていくとは無難だ。



東京湾であっても塩害の発生やショービジネス、テーマによる植物選定に関しては、最近だと都内の商業ビル郡なんかと比べれば、ディズニーランド、シーでの技術は独走している状態だと思う。

商業ビル、ディズニーランド、シーは目的が違うので、当然進む道が違うのは確かなのだ。が、商業施設の運用と考えれば、この差は今後永遠に縮む方向に進んでもらいたいし、こんな考えの元、自宅の庭が植栽されていくのも、面白いと思うのだが(都内近郊は手間暇は掛けられても土地の制限が厳しいので、地方の方)。

だけど、ディズニーランド、シーをそこまで持ち上げても、ここには強い目的、意思を持った人が来る場所だけに、ややないがしろになりそうな気もする。それでもバランスが取れてなければ、当然違和感と感じる、持つわけだし、バランスの取れた植物園であることは確か。


雑誌にも紹介されていたが、期間限定でこんなツアーも開催されているので、ご興味ある方はぜひどうぞ。

2007年5月30日水曜日

Twitterのすごさ


書こう書こうと思ってほったらかしにしたら、ここまで広がりを見せるニュースサイトやらブログ。あえて書かないってのも手なのだが、どうせならと言う事で書いてみる。

連休明けあたりから使い始めてる人も居たので、私もはじめてみたのだが、はじめるまでは「IMの二番煎じ」やら「連続更新のブログの代替に何の希望があるのか」と、ネガティブにしか思っていなかった。感覚としては、ここの感想と一緒だ。

が、使ってみて、「何がすごいのか」「なにが心地よいエッセンスなのか」などなど思ってみたりしてみた。そんな考えの下、ポイントとしては、「広がり」「ライブ」「成熟から」と言ったところか。


1.広がり
広がりについては、3つに分類できるか。
a.クライアントの数
これについては、「第4回 厳選40!Twitter用ツール・サービス大特集 : gihyo.jp」を見ていただければ、その数の多さに驚くというか、なるほどと言える。

記事中のジャンル分けを借りると、Windows用クライアント、Mac用クライアント、携帯電話用クライアント、WindowsMobile用クライアント、ブラウザ用プラグイン・拡張機能、ウィジェット用クライアント、その他スクリプトといったところか。これ以外にも有りそうだし、このリスト以外にも膨らみ続けてそうな気もする。


b.ユーティリティー群
この分け方、色々と問題はありそうだが、API公開での派生物と言ったところである。クライアントに含まれている「その他スクリプト」の部類でもある。
実際には、時間割り風に表示する奴やら検索なんかもそうである。

Twitterを元にサービスを展開したものである。ちなみにgoogleなどで検索した場合、特有のキーワードを打つとTwitterのデータが表示される。いいのか、悪いのかはしらないが、ブログの結果検索より、たちが悪そうだ。


c.マッシュアップしたサービス類
こちらは、2つ目で上げてる物とは別で、データの流れやノリ、空気が似ているのだが、機能として足らないのを補完し、結局は似てるんだけどサービスとしては独立してるもの。

探すのもメンドウなので、ニュースサイトや検索サイトで「版Twitter」や「Twitter風」と検索すれば、それらしいのが出てくる。


2.ライブ
ライブとは、携帯から連続して投稿、更新するブログやユーザーが限られるIMにも言えるのだろう。別視点で言えば、生放送で葬り去るラジオ、テレビの生中継なんってのもライブだ。テキストのみだが、Twitterも書き方、テキストの制限が、あえてライブ感覚というのを引き立てている。

けど、1ユーザーがカメラ、マイク、中継ユニットを担いでショービジネス的に生中継という事もできなさそうだし、写真を撮っても、連続した動作の中でアップすると言うのもライブになら無さそうで難しいような(ひと手間になってしまう)。まあ、分業にはなりそうだ。限られた制限が、たまたまフィットしたのだろうが、規格、制限の器はなかなかなものだと思う。


3.成熟から
最初に思っていたこと「既存にあるよ」と言うことや、日本国内から見れば、疑問に思う制限(ショットメッセージとケータイメールの差)を見ても、目新しさを感じなさそうなのだが、広がりライブ感覚、それとこの成熟からの用途への応用というべきか、そんなところがすごいのかもしれない。


けど、すごいからと言ってmixiやモバゲー並にユーザーが付くのか?と言えば、もうちょっと超えなきゃいけない壁と言うのが在りそうなのと、Twitterの制作サイドの思っているコトを踏まえると、APIを利用した商業サービスを展開しても怒られなさそうだな...と思っているのだが。(この動画の開発者のインタビューを見ていて)

と、電車の車内広告を見てて、モバゲーの力の入れようはすさまじいですな。なんでQRコードを付け加えないのだろう。(満員電車でQRコードをカメラで取り込む人が居るからかかも知れないけど...)

守秘を貫く政治家の自殺


ブログにて自殺をテーマに選ぶのは墓穴なのだろうか。そんなことを思いながら、前松岡農水相の自殺を迎えた。前松岡農水相の自殺に関する記事はブログにてかき集めることも無く、特集として組まれているので、政治への追求、追うつもりは無い。

この場で追えそうなのは、事実の検証ぐらいだろうか。先日書いた内容から、統計上のポイントとしてあげてる、「男女比は男性が多い」「単身よりも家族形成あり」「休日明けの月、火、水の午前中に集中」に見事合致というところか。

合致したからと言って、大きく取り上げる話でも無さそうだ。いい年から女性になることも、単身になることも、休日明けを迎えないことも不可能である。が、唯一手が出せそうなところは、「休日明けの気持ちをどうにかしてあげること」はできそうだ。

前兆らしきものやその経過で疑問に思う点、それについての助言などが見受けられる。でも、良い休日を過ごし明け後の普通な日に戻るにはどうしたらよいものか。なんって視点で見始めると、程よいがんばりと、無理をしないは、政治家さんに圧し掛かる守秘の重さからすれば、簡単につぶされそうだ。

政治と言うのがどこまでも重いのかと言えば、それはその人の経過しだいと思っていたのだが(個別で違うと言う事)、一個人の生活、事業がどこまでが公で、どこまでが私なのか、はっきりさせる事は難しいと思うのだが、区別するように努力するしかなさそうと思ってみた。

2007年5月27日日曜日

すくえるイノチ、すくえなイノチ


注意事項
自殺が、「すくえるイノチ」なのか、「すくえないイノチ」なのか私は知らない。けど、それを取り巻く遺族は大変である。不意の事故、入院、単純に人が亡くなると言うのも大変。が、理由あれ無かれ、唐突に絶つと、亡くなる以上の数倍は大変だ。


これまでの話からすると、がらっと舞台が回転、堀ちえみが歌いだす8時だョ!全員集合というところか。


重いタイトルを扱うのだから、なにかあったのだ。ことの始まりは、このドキュメンタリー:秋田放送:よってたもれ~命をつなぐ一杯のコーヒー~を見たからだ。けど、地方発のドキュメンタリーなのと、早朝に近い深夜であったので、気にもせずチャンネルを変更するか寝るかのどちらかしかなかった。


が、なぜか打ち勝ってしまったこのドキュメンタリー。話のスタートは、統計上の自殺率ワースト1、秋田県と言う立場から始まった。制作というかドキュメンタリーのテーマとして、テレビ局として、どんなフォローするのか、それとも効果なく、改善もないまま踊るのか、そんな一組織よりも地域、街は今どうなっているのか。そんな様子がうかがえた。

見た感想として、この内容はドキュメンタリーに適した内容だ。このドキュメンタリーの走り出しにある「自殺率ワースト1」。そうでなければ、当然このタイトルの選択は無いだろうし、仮に在局や他県のテレビ局が作るには重過ぎる。しかも在局ならば簡単に飛ばされる。それだけこのドキュメンタリーの条件、完成度が高いのだと思ってみた。


そんなドキュメンタリーは、自殺率から話は始まり、男女比は男性が多いや単身よりも家族形成あり、休日明けの月、火、水の午前中に集中するとか。なぜ、そんな条件が該当するのかと言えば、休日明けや連休明け後の急激な寂しさには、「さよなら」しか言葉がないのかもしれない。と当人には思えたのでしょうか。

1.男女比は男性が多い
2.単身よりも家族形成
3.休日明けの月火水の午前中に集中


しかし、そんな重い事、いやつまらぬ事は、なんらかの解決が待っている。それがこの番組のポイントでもあり、主人公の方、袴田俊英さんである。解決策とまでは言わないが、日ごろの話はこちらでも追える。


ドキュメンタリーは、その後、自殺とは直接関係ない要因、間接的に関係してくる事件に話が進む。その後は、なにかで見てね。と言う事にしたいのだが、これはDVDや何かお手軽に見れる方法が提供されるのだろうか。

テーマとしみれば、自殺する人、残された人以外には、正直、興味も無ければ葬りたい。番組中の言葉を借りれば、一般的に考えて自殺をタブー化する傾向が強いのだから。どう取り扱うのか見守りたい。

2007年5月14日月曜日

書店とジュンク堂


数日前にジュンク堂へ行って見た

きっかけは、カンブリア宮殿:テレビ東京にて放送した社員の個性で売りまくれ!の回。番組内では、専門書が売れているなど何個かポイントがあったはず。それ以外にも、はてブやその先などでも絶賛やすごいという話を見かける。

そんな話を流し聴きしながら、再販制度で保護されてる状況下で露骨に落差が生まれないのだろか。なんって事を思いながらジュンク堂へ。


行って見た感想

批判的な前段階の感想を持ちながらジュンク堂池袋本店へ行った感想。
各フロアーごとの万引き発生率が知りたい
立ち読みされる本と購入される本の見分けがつく
本棚を見てジャンル、タグ付け、並びの重要性
なんとなく図書館ぽいレイアウト

そんなところ。


その後検索にて、そんな思いの結論やら感想がないのかと思い検索してみた。

「読者の選択能力に任せる店」:谷平吉の出版流通コラム
このコラムの中に、「「図書館以上に図書館」というようなキャッチフレーズが垂れ幕となって外壁にありました」とある。あったのかは確認してないが、結果そう感じた私が居るのだからアタリ。いや、その通りになっているのだろう。


「書評 - 図書館に訊け!」:404 Blog Not Found
図書館と聞いて、図書館とはなんなのか。そんな事が気になり、書評家でもおなじみなのか。こちらで紹介されていた書籍を70%前後読んでみた。
そこらにある書店とジュンク堂の差、違いは、書評の中に記載されてた。その違いとは、「検索しかできない書店か、探索できる書店」だった。


検索と探索

検索は、ある程度大きい書店であれば、店舗内に設置してあるPOS端末や検索用端末、利用客の多いところならば、キオスク端末なんかが設置してある。インターネット上には、検索端末の延長上なのか、それを背景にしたamazonなどがある。

探索となると検索とは別で、ジャンルわけされたカテゴリーなどを利用して検索していくわけだが、amazonでもその補完をしている。けど、そんな補足も決定的に違うのは、実物が存在するかしないかの差は大きい。

最近「見える化」なる言葉がビジネス誌、IT雑誌などで見かける。それである、可視化である。ジュンク堂の在庫を見ていると、流通してる古めの本から新刊まで並んでいるし、専門的書籍の棚は、流通書籍販売の中では濃厚になる。

そんなところから、本の厚み、書籍デザイン、タイトルを見ながら選べると言うのは、amazonやらジュンク堂書店以外だと難しい。amazonも本の寸法やページ数を記載しているが、実際に見るのと、数字だけの表示では、差が激しい。


指名買いをするとなると話は別で、amazonでも近所の書店でも、近所に大規模な書店が無ければ、一駅でも二駅でも移動して、店員に聞くなりキオスク端末に聞くなりして、それを買って帰ればよい。

私も、ブログなどの書評を見るか、それ相当の出版社が発行してる本をamazonで検索し、ISBNをケータイに送信。送信後、大きい書店のキオスク端末で、検索を経て購入となってる。



ジュンク堂は図書館なのか

市町村の運営する図書館からすれば図書館以上。大学や専門性の強い図書館からすれば、図書館以下である。とは、図書館に訊け! (新書) から

ジュンク堂の売上げを見れば、市町村の運営する図書館以上でビジネスとして成り立つ。見方変えて、市町村の図書館やその他書店は何を目指しているのだろうか。

そんなのが、三洋堂書店の社内報 社内速報299号の「店数を増やせば商品管理レベルが上がる仕組み」と言うのが象徴してるような。

先日、アップル株主総会に関する記事を読んだのだが、最後の最後にこんなことが書いてあった。「「お金を出すだけで素晴らしい製品を開発できたらどんなに良いだろう。もしそうならMicrosoftは素晴らしい製品を開発している」とJobs氏は語った。」

出展数とお金、からむのかからまないのかは書かないけど、出展数が増えて品質が上がるとあれば、三洋堂以上にジュンク堂は売上げを伸ばしそうだ。

そんなことを思いつつ、ジュンク堂では一冊も書籍を買わなかったのでした。だって1冊買い始めると、多分10冊ぐらいは買いそうなので。

2007年5月11日金曜日

ネットワーク外部性に関するメモ


とは言っても所詮独り言

ネットワーク外部性の前にネットワークとはを考える
たまたま行った書籍にて、「ネットワーク」とジャンルわけされた経済コーナーにて、アムウェイを思わせる書籍が

アムウェイがいいのか悪いのかわからんが、何年か前に昼飯で入ったお店の片隅に、アムウェイの箱が置いてあった。が、ぱっと見いい思いはしなかった。

組織内に働きかけるのか、外部に働きかけるのか。根本的な違いはそこなのだろう。てなことで、「直接的効果」と「間接的効果」のお話はおしまい。


LANやらインターネットのネットワーク
どこぞの論文を拝見すると、事例にTCP/IPが出てきた。ちなみに経済を追求した論文だったのだが。なんか勘違いしてないか。あなた。

てなことで、同じカタカナ表記の言葉なのだが、扱う単位が違うことを思いながら、触らないといけない。


ポイント
ネットワーク外部性という言葉で検索をかけてみていると、単位があやふやである。ネットワークと言う言葉が、とある物事の単位でしかないのかなと思えばなおさらである。

評価して今ある物事や次への一本に使う道具とした単位であれば、“クリティカル・マス”と“ロックイン”をフォローしろという話か。

が、クリティカル・マスにしろロックインしろ何を扱いかで単位は膨大に大きくなったり、下手すると小さくなる。

最近はじめた、twitterからみるクリティカル・マスから言えば、タレントブログや携帯からの短時間連続投稿を効率よく処理するには最適のtwitterである。

そんな見方の反対に、作業内容を随時書き込むってのは、ベンチマークを勝手に取ってるのと一緒で、ちょっとした工夫さえすれば、業務日報になってしまう。

ロックインに関しても同じ見方ができそうだ。ブログを構築するのに、Movable TypeやWordPressがあるけど、feedになってしまえば、どれも一緒。

いや、feedに対して何ができるのかが、ロックインの重要な要素なんだと思う。


写真は...

先日、国内だと新宿にしかないドーナッツ屋に並んだときの写真なのだが、5店舗も新設したら、ビジネスモデルが破綻しそうだと、ドーナッツを食って思ってみた。

2007年5月9日水曜日

日本に欠けている「三種の神器」


日経BPの気になるコラム、多田正行のCRM Watchdog:ITproから、気になる「三種の神器」を抜粋してみる。話の流れとしては、マーケティング・コミュニケーションの「三種の神器」:ITproと、続・マーケティング・コミュニケーション「三種の神器」:ITproからである。


記事は、最初に「マーケティング・コミュニケーション「三種の神器」を揃えていない」と書いてあり、1.書籍などの刊行物、2.展示会出展、3.Web上のバーチャルセミナーとある。

率直、このキーワードを読むと、適当なPC、IT系雑誌、総合的な展示会場、情報開示とまで行かない会社案内をモチーフとしたサイトの山を思い浮かべる。経験上、これはよいと思ったのは、展示会ぐらいである。

そんな、空っぽの頭から、そんな3点を掘り下げてみる。
#この話を読む前に、リンク先内容を確認してください。あまりにもくだらなすぎなので(w

1.書籍などの刊行物
書いてる人ができる見方は2つぐらいか。1つは、解説書、専門書。もう一つは、某科学雑誌の囲い込みと運用に仕方。

まずは、解説書、専門書について。これは、本屋さんに行けば簡単に答えの得られる話なので、そこそこ大きい書店に行けば、体感できる話である。ざっと見渡すと、メーカーが根回しをした書籍や、ほぼ陳列してる本の大半に当たる初心者向け本(これはこれで重要だと思うのだが)。あとは蓄積されてなさそうな専門書というところか。

これについては、書店に並ぶ書籍を見渡すと物足り差を感じるのと、上手に蓄積された、シリーズ化、定番化されてるものとして、オライリーの本、動物本ぐらいしか記憶に残ってない。書籍のなどの構造を売文生活:ちくま書房を読んで推測するに、雑誌も書籍も上手に蓄積されてないような気がしたし、それに気づかずに陳腐化する雑誌、書籍と思ってみたのだが。


上手に、いや効率よく出版物を回転させるには、それなりなノウハウやら管理の仕方がありそうなのだが、これと言って、そんなことを注意してくれる書籍も無ければ、考え方そのものが押しつぶされてる。としか思えない。

ここで登場するのが、2つ目の某科学雑誌を発行する会社である。これ以上特定できることは書けないのだが、ちょろっとお手伝いすることがあり、英、日のドキュメントをにらめっこしてみました。

基本的に論文の延長なので、ドキュメント管理、引用など、当たり前にプラットフォーム化されているし、構造もそれ様にできている。もっと簡単な所で確認するには、Google Scholarにて適当な学術用語を検索し、その結果を見れば一目瞭然である。


まとまってるのか、まとまってないのかわからないのだが、そんな違いを感じる。簡単に言えば、高くても売れそうな本を出版する会社がわんさかあっても良さそうだし、ジュンク堂のような独自、独特の陳列に対応できる書店やサイトがもうちょっとあっても良さそうだ。


それと、事例集とまでは言わないが、気の利いたカタログや自社の白書、ホワイトペーパーは、国内では、これと言って良いと思った事は一切無く、最初に就職した外資のソフトハウスで見た英文の事例集、カタログ、白書が記憶に残る。

今の時代に紙にて出版する意味合いと言うのに意味があるのか。なんって事を考えてしまうのだが、結局は会社案内は必要だったり、そもそも名刺だって今のご時世にも残っており、有意義に活用されている。

それの代わりに気の利いた事例集やカタログは、サイトで補えるのだろう。けど、これ良いねと思えるものは、テンプレートを作って、紙にして配布しても効果はありそうだし、元ネタは、blogtoolでゴミのようにつくり、輝く何個かは、出版して良さそうだけど。

それと、基準として、Adobe IllustratorやInDesignでテンプレートを作るのだろうけど、複雑とまでは行かなくてもそれなりなつくりになるかと思うのだが、PDF化もあるのだからコピペした場合、きれいにコピペできる構造であることがよろしいかと。(htmlで言うところの、TABLEタグかCSSかの違い)



2.展示会出展
何を目的に展示会に出展するのかは、扱う物によると実感する。ラックや受注生産品の展示を効率よくやるには、メーカー、見に来る人共に展示会という場は、相当効率が良さそうに見える。このことを判って展示会に出展するのであれば、いい金額であっても選択するのだろう。

反対にそれ以外になると、展示会場で見かける受注生産されたソフトウェアなどのHTMLのソースを見ると、力の入れよう、顧客ジャンルなどが簡単?に見抜けるので、本当に展示会という場に出展する意味があるのか、これは考え物である。

どちらかと言えば、小、中規模にカンファレンス、もしくはそれ同等のことをした方がよいのかもしれないし、展示会に出るのであればそんなシナリオのある展示場を作るべきであろう。(それでも人のいない展示場ってのもあるので、あれはあれで考え物だけど)

展示と言うよりは、効率よくデモをするにはどうすればよいのか。物を売ると言うよりサービスなら、そうした事も考慮しないことにはなにもはじまらない。(ただ、PCの並ぶ展示会場は寂しいだけだし、ぼさっと立ってる人がさらに寂しさをかもし出している)


ユーザー・コンベンションに関しては、何一ついい思いが無い。いい思いが無い以上、これと言ってあーだこーだーといえない。反対に言えば、自社製品のユーザーさんの意識を底上げするような(本当に底上げしようとしてるところを知らない)所にお目にかかりたいが、かかったのは、YAPC::Asia 2007 Tokyoぐらいだろうか。

サービス業の出展も大規模に場所を確保して展示する理由と言うのがあるか。と思うのだが、ホテルの一部屋を確保して食い放題のカンファレンスを(開催日はもちろん大型出展会のすいてる数日のみ)してみてはいかが?と思うのだが。双方に濃厚なカンファレンスになりそうだけど。


3.Web上のバーチャルセミナー
リンク先を読んだ感想としては、第3のビールならぬ、書籍、カンファレンスを補完するもう一つの矢なのでしょう。プラットフォームが違うだけで、Web上で何をするのか、いっぱい良いことも悪いことも経験してれば、それなりに組み立てできそうだけど。

最近と言うか数日前、コールバックを採用したコールセンターの話を別な所で書いてみたのだが、事例や構造などを調べていくとCiscoのIPCCしかなかった。このご時世、blogやらなにやらで簡単にコンテンツは生成できても濃厚な話は何一つない。

Ciscoの場合、ルータ周りの情報からすれば、これでもかというぐらい情報は少なく。「Cisco IPCC 代理店」:google 2007/5/8しらべ と入力しても4件目に1社出る程度である。もっと濃縮すれば、IPCCになった理由も、オプションとしてコールパックモジュールがあるだけでの話しで、その実装方法、用途、効果などは何一つわからずじまいである。

根本を突っつかなくても売上げは右肩上がりだろうし、これといって策を打たなくても問題はなさそうなんだろうし、そもそもそこまで構ってられない構造なんだろうな。

2007年5月8日火曜日

それでもPDAなの


いまさらながら、日経エレクトロニクスのバックナンバーを湯船につかりながら読んでみる。

その号は、W-ZERO3は8ヶ月で出荷されたと言う事で、ウィルコムの方、シャープの方などのお話を交えてドキュメンタリーチックにつらつら書かれていた。詳しくはこのリンクなのだが、詳細は購読でもしてくださいな。

再度、どの用事の状況や今の状況、今の自分の興味などを読み重ねてみると、PDAが欲しいのか、それに変わる何かが欲しいのか。いや、ケータイにはない何かを求めているのか。そんな事を思いながら、そこそこ熱めの湯につかるのでした。

しかし、何年経っても思うのだが、PDAは自分には必要ないと思う。最近のケータイも必要ないし、だからとって、1k~2kもあるPCを担いで行動をする事も望まない。必要と在ればどうにかするのかもしれないけど、こんな記事を読むと、そんな隙間を縮ませる何かはあるのだろう。


つい最近来日した友人に、「米国視点でのBlackBerryとは」と質問したところ。「政府機関でのメールシステムがこれ」と言われた。100歩譲って、何らかのメールシステムがあって、同等にメールシステムが動いているのであれば、日本国内からなんとかの蛙な情報なのかもしれない。

他の情報源として、CBSドキュメントデザイニング・インターフェースなどで拝見する機会があったけど、こちらは「グループウェア上の情報を効率的に見せるには」と言う視点が先立っていた。


話戻って、W-ZERO3の開発記の内容なのだが、そんな視点からすれば、まだ枯れ具合は若芽が出たところと言うところか。いや携帯にしろ何にしろまだまだ若芽、いやケータイと言われてしまう携帯電話、PDAといまだ言われ続けるPDA、いやジャンルとしてあり続けるPDA。

そんなところが若芽なのかもしれない。って、そういや5月なのね。

2007年4月30日月曜日

ローカルを制する


日経BPさんのサイトを眺めていると、"ローカル情報を制するものが情報の覇者に"と言う記事を見かけた。

この問題、Google Adwordsサービスインの頃から発生してる問題であり、検索ワードに地域性が付加されることも無ければ、IPアドレスで利用地域が判明しても、その情報が必要化はまた別なのである。

結局は良い器さがしをしているように見えるのだが、地域と区切って参加する掲示板や地図サービス、ちょっとした電話帳サービスなんかを立ち上げても今ひとつ、商業的にうまく行ってないような。


が、一つでもうまく行けば右肩上がりに登っていくのは当然で、他の地域向けに同様のサービスを展開すればよさそうな。

地域性を利用したサービスなんかを実社会で見てみると、良くも悪くも放送ってのはうまく浸透してそうだ。そのほかのサービスだと、コンビニなんってのも、どこの地域にもあるユニバーサルなサービスと見れば、こちらも良くも悪くもよさそうである。

反対に見ると、商店街なんってのもコンビニとは逆を進むが同じ事なのかもしれないし、なんたら銀座商店街とコンビニを比べたら、ある意味同じである。


一つ答えみたいな物を出すとすれば、コンビニみたいに生活必需品な情報を郵便番号、電話番号や行政区域ではなく、地域特性で提供するのが近道だ。

海がある地域とない地域では、当然必要とされる情報や生活環境も違ってくるだろうし、海の近辺に住んでる方と、海の無いところで住んでる方が思う、海のありがたみは当然違ってくる。

とか言いつつも、スポンサーになりそうなところは見当付くのだが、具体的に何で分けるのか、いまいちわかってない。


それとは別にこんな記事を見つけた。"地域FMに浸透するJリーグ 格安放送権料も追い風"である。中身としては、「全国放送の視聴率を目安とすることに疑問の声もあり、今季から地方局などローカル放送での試合数を増やす意向。テレビも「地域密着」に移りつつある。」との事。

これは、供給する人、聞く人の価値観が変わったわけでなく、供給元の価値観が変わったと言うお話。直接的に、ローカルを制す話でもないのだが、こういうのの積み重ね、ネットワーク外部性が密になれば、ローカルを制することも可能なのだろう。

2007年4月27日金曜日

こんにちは,"AVCHD"カメラ

いつの間にかに
国内の話じゃないのが寂しい限りだが、"AVCHD"対応のソニー製カムコーダー(HDR-CX7)が発売だとか。詳細はこちら

記録媒体の制限を喰いそうだが、PCを操れる環境さえあれば、撮り貯めも楽チンだし、ネットワーク越しのファイル転送も楽。

それ以外は、回転部分がないので、ハードな運用(ほどほどに)も柔軟に対応できるし、SDはMPEG2-PSフォーマットと言う事で、DV並につぶしが利くのかは疑問だが(まあ、回避できる問題)、利便を骨の髄までしゃぶれそうだ。

問題点としては
"AVCHD"の編集環境だろうか。ノンリニアの対応を見ていると、自前のフォーマットに変換して編集となるので、地獄のようなデジタイズ、キャプチャーからは逃げられない。(られると書いてしまった。失礼)

が、変換作業が"こんにちは"ということか。けど、最近のCPU事情を考えれば、CPUの複数コア化なんかを見ると、変換作業も日に日に改善するのでしょう。

総括
ノンリニアの対応次第と言うところと、デジタルカットができるデッキ、コンバーター、ポータブルHDDへのコピー(デジカメなどで見られるフォトビューワ)なんかが充実すれば、国内でも十分売れそう。
#ファイル化により、Final Cut Serverのような、ワークフローをフォローするパッケージが充実しそうだけど。

そうなった場合、HDVやHDD搭載モデルがうれなさそうなのが見え見えなのは、あっちにおいて置いて。ドキュメンタリーや報道の構造が若干変わりそうなのと、リアルタイム更新(ライブじゃないのよね...)するような、新たなチャンネル、サイト、サービスが生まれてきそう。とは夢のまた夢なのか。

2007年4月26日木曜日

偏りある携帯ビジネスの見たか(2)


リンクを追っていたらこんな内容に出くわした。

ケータイ検索が“使えない”理由
ケータイ検索に限らずケータイ全般の昨日が使えないと思っているのだが、そんな考えのもと、中身を抜粋するとこんな感じか。
  • ケータイサイトの構造は、検索エンジンが理解しにくい
  • ケータイページは情報の絶対量が少なすぎる
  • ケータイ検索はまだもうかっていない
その他の項目もあるのだが、これでまかなえるであろう。ちなみになぜ"ケータイ"だったのか。個人的な思いからすると、ちょっと小ばかにしてるのか、それとも携帯と名乗れないから"ケータイ"なのかもしれない。

検索エンジンに理解しにくい構造
携帯電話に実装された機能そのものからの離脱をするか、apacheなどにモジュールを追加するなり、プラグインなどでお手軽に対応できれば、勝手に検索対象となるサイトも増えるのであろう。

どちらにしろ、モジュール化については、構成する中身しだいなのだが、cssで最適化されたページなら柔軟に対応できるし、プラグインなどに関していえば、mtなどで見られたプラグインの実装などを考えると、柔軟に対応できそうだ。

ケータイページは情報の絶対量が少なすぎる
これに関しても上の話で解決しそうだ。具体的に言えば、rssリーダーの構造や実装例を見れば簡単である。明日からrssリーダーのデベロッパーさんが立ち居地変えてお仕事するのかは別にして、十分成果のある仕事にはなりそうだけど。

ケータイ検索はまだもうかっていない
なら、RSS使いの方やってみてはいかがでしょう。

てなことを思ってしまった。次...


モバゲー、月間93億PVに--攻略本は11万部発行、2008年3月期は売上75億円へ
正直びっくりである。驚きで迎えた記事である。
前の記事で軽く触れる程度だったが、こんなに金額が動く話だったのかと、再度確認したくて、株式会社ディー・エヌ・エーのIR情報を見てみた。モバゲーの運営会社は公開企業である。

株式会社ディー・エヌ・エーのIRサイトをみると、"決算説明会(動画配信)"とあるのでこれを見ることに。
全体的な流れとして、伸び率が徐々になのか余裕の様子が、そんなことはさておき、ビッターズの社長としてインタビューを受けてたときの顔つきよりも(何年前なのか...)社長さんの笑みが絶えないこと。


説明会の資料や説明から、気になったところを抜粋。
売上高の推移
モバイルの取り扱い高が、異常なほど増えている。が、徐々になのと、計画性が顕著に現れているのか、気になるのは、その期間の短さぐらいか。
モバゲータウンの成長
こちらも売上げ同様というところか。なにかの説明時に今までは1億円相当の設備投資で済ましてきたが、3億円増強とあるので、2007年3月数ヶ月前までにのどこかで、仕込んだことが伺える。
モバゲータウンの収益構造
大きいパターンとして3つ、広告収入、成功報酬型広告、アバター販売とある。収益割合は前期、20%、60%、20%とのこと。今後、現状の伸びとしては、広告、アバターの伸びがあるとか。
積極的な広告宣伝活動の効果
化因数の順増数、属性は置いておいて、年齢構成比をみると、10代から20代、30代の比率を考えると、20代前半の比率が多い。ちなみに、mixiの資料(p11のユーザー属性を見ると、20代の全域に強いのかな...と思える。モバゲーが何年存続できるのかわからんのだが、仮に5年経過した時点で、mixiの資料になっていれば、なかなかの成績が残せるのではないのかな。と思ってみたが。
中国事業の試験サービス
ゲームに関しては、普及してる端末が”Adobe Flash Player”未対応の為、サービスインしてないそうな。てことは、国内でのjava,バイナリvsFlashの比率が知りたいところだが、お手軽さとゲームの構成を考えれば、ある程度の器は見えてきそうだ。
質疑応答
ここからは質疑応答の抜粋と小言

ビッダーズの出展数の平行線
3万円から5万円の維持管理費値上げと会社の売りとしてケータイ化に移行してるので、その影響だとか。

アクティブユーザー数の取り扱い
会社、アナリスト、記者、広告主、出展者によりまちまちかと思うのだが、ITmediaのひろゆき氏コメントを見てると、10代から20代前半をターゲットとしてる物販、サービスがあれば、それなりなメリットを感じる。どの時点で平行線になるかで、アクティブユーザー数が決まってくるのかなとも同時に思ったのだが。

ITmedia内の川田COOさん発言「モバゲーから課金サイトにうまく誘導できればいい。」の具体化が見えてよかった。って話が、アクティブユーザーから効果に話が変わってきてる。

ターゲティング広告
ネットの広告全般として効果が見られないとの話が登場し、具体的なターゲティング広告活動の話に及ぶ。これも何を得たいかによって変わってくるかと思うのだが、幅広く人口比率を整える為の投資はしているので、ネットワーク外部性を得ようとはしてる。

現状の収益構造をみると、成功報酬型を確立しているのだから、あえて広がりを見せなくてもよいのか。とも思ってみたのだが、資金源の少ないところからと言う話になり、再度人口比率の調整は必要なのだろう。

ちなみに、ターゲティングの具体的な事例として、あるキーワードを検索して、とあるページに足跡を残すような事をしているそうな。


テレビの視聴率云々の話をよく見かけるのだが、どこもかしこも似たりよったりか。直接的に効果を得る手法なのか、間接的なのか、前者は、まさしく具体例の通りだし、成功報酬型もそうだろう。他の会社のサービスで言えば、リスティング広告もその型に収まる。

後者の間接的は、テレビのCM以外で見られる効果で、つづけると言う効果、人気のタレントを使うと言うところに見受けられるな。

こんな話を書いても、1銭にもなら無さそうなのでここでひとまずおしまい。しかし、ターゲティングだけなんで多いのだろうか。答えは簡単で、それ以外興味がないのだ。

反対になぜ興味があるあと言えば、みんながみんな便利、良いねと思う1夜にして作るのも大変だ。しかし、絞ればそれもある程度緩和されるし、あたりが少なければ、数が多くなる傾向になればと思うからだ。


ここまでモバゲーが成長しているところを見ると、確実にターゲットとして成功してるように思えるのだが。そういえば、ケータイでなにを検索するかと言う問いに、"暇"、"つまんない"と書く人にとっては、まさしく絞り込まれてしまったんだろう。記事はITMediaだった。

ユーザー数がどこまで増えて、どこまで期待できるのか。mixiの資料を見ていると1000万ユーザーの確保、PCでのPV数現象の回復あたりがポイントなのかな...と思ってみたのだが。

潮時じゃないの...なんって思うのと、もうちょっと実用的なケータイサービス、ケータイアプリが登場してきてよさそうだけど。

2007年4月23日月曜日

偏りある携帯ビジネスの見たか


ここの2つの記事を見かけてふと思ったので、適当な感想を...

携帯電話での検索はロングテール型
Googleが携帯電話向けサービスについて何を考えているのか。適当にお話してる内容である。ポイントとしては、"ポケットにある携帯電話だと検索が楽なため、今まで調べなかったことでも頻繁に調べる"ということらしい。結果、キーワードにロングテール現象が起きると。

この問題に対する答えとして、Googleとしては、"パーソナライゼーションのサービスを提供"とのことらしい。用は、手短な辞書的ノリというべきなのか。違うな...。


手短なだけに、検索対象となる内容は、詳細なのは、PCだろうが携帯だろうが同じなのかもしれない。けど、何が必要化の高さは、携帯の場合、明らかに低そうである。

けど、たとえば
  1. 秋葉原にメモリを衝動買いしようと思って、とりあえず秋葉原に
  2. メルコかIOの対応表をどこぞのお店で探すか
  3. そういえば、ショールームなんぞあったな
  4. 聞く、おしまい
であるのだが、検索対象となるキーワードとしては、"HP XXXX RAM"とか、DELL 8200 RAM"とかになるか。もうちょっと毛の生えたところで、色々とやりようはありそうだけど、この手の情報は、PCサイト向けでは豊富なのだが、携帯サイトとなると...。...である。

適当なコミニティでも作って、ライブラリ化が必要なんだろう。そういえば、価格.comなんかはそういう用途のはけ口ではあるけど、やりようはいろいろだ。


結局は、PC向けHTMLになっていたデータを何らかのプラグインやなにやらで変換するか、フルブラウザで見に行くのが良いのか。それとも、それらしい器にはまったデータをライブラリー化すればよいのだろうか。前者はある程度、答えは見えてる。後者は、ある程度のスポンサーが付けば、答えは出てきそうだ。


世界一分かりやすい「モバゲータウンが儲かるしくみ」
囲って、広告収入というところか。SNSビジネスと言えばよいのだろうか。ユーザー数がいれば、適当に訪れる人々にパブリックに広告を打つと言う手段もありなのだが、特定されたユーザーさま向けにどうぞ。となると、これでもまた難しいか。

二極化するとき、どちらでビジネスをするのか。そんな選択が見え隠れしてる。


で...
個人的には、品質を上げたいので、ロングテールで言うところの細い方、選ばれたところと言うのに目が言ってしまう。これはこれで、作れば作ったで広がるんだろうけど、問題は、うまい単位を探して、お届けするかと言う話か。その答えは、Googleの言うところ、"パーソナライゼーション"とのことなのだが。

これはこれでやりようは色々とありそうなのだが。


携帯ではないのだが、そんな傾向が顕著に見られる、MSの"Silverlight"はどうなのだろうか。ビジネスから見ると、暗号化やらなにやら装備してるのと、対応クライアントを考えると、wmvよりは良いと言う判断なのだが。

NAB2007の傾向


 私の周りを見渡すと、制作の人やら機材レンタル、新中の物販などなどそれらしい人がいる環境なので、そんなリリースを眺めた傾向とやらを見てみる。

結局は、クイックリファレンス"俺"なので、いる環境でしか計れなさそうなのだが...。


NAB2007の報告を上げてるサイトを上げればこんなところか
という所が、良くも悪くも載っている。


傾向としては、マルチ化するメディアフォーマットと、それを取り囲むワークフローが竹の子のように生えてくる感じ。

マルチ化するメディアフォーマットに関して言えば、テープからBDやメモリ媒体ではなく、共存して行く方向なのか。ワークフローに関して言えば、あるポイントから見始めれば青田買いの様相と言うところなのかもしれない。


全体的な流れ
詳細が古川さん(それでも一部)のところでしか分からないのだが、一般的に展示場に行き目に留まったものをピックアップすると、リンク先の通りになるのでしょうか。仮にそうだとすると、XDCAM EXとfinalcutpro6シリーズ以外は、ある流れを汲む商品ってことなのだろう。

ちなみに、youtubeにて"nab2007"にて出てきた動画なんかを見ていると、上がって来るのはそこいらか、コネタが多い。でも多いと掛けるぐらいあがっているかといえば、そこまでの話ではない...。



XDCAM EX
いまさら間でもないのだが、こんな流れは、HDDからSDDなんかと同じような傾向なのだろう。あとは、どこまでの量がお手ごろ価格で提供できるかにかかって来そうだ。

お手ごろ値段と生産ラインを考えれば、SDDの生産ラインで生まれる技術をどこでキャッチアップするのかによって、カードの値段も決まってきそうだ。今すぐ欲しい技術でもなさそうなのだが、リリースの通りに"2007年中を予定しています"は正解だろうし、変な価格差による混乱も避けれそうだ。

ちなみに価格以外でみると、どうワークフローを組むのか。これもポイントになりそうなのだが、商品が無い状態で話すのも...と思ってみた。


finalcutpro6シリーズ
正直びっくりである。既存のユーザーさんのメリットってのが、ひとつもなさそうなバージョンアップである。でも進化をすると考えれば、当然のリリースなのだろう。(さっさと、FCP7が出そうだが)

既存のユーザーさんからすれば、4.5/5.0/5.1なんかを利用してるのかと思う。オフライン用途、白パケなら、そんなバージョンで十分か。あえて6を導入して、オフラインのフィニッシャ対策に、6をぽつぽつ導入するのか。それともバージョンアップをするしかなさそうなのだが。


それよりも、ワークフローのソフト、Final Cut Sereverに着目した方がよさそうだ。こちらは、気の利いたライブラリとワークフロー自動化しかないのか。

でも十分か。ライブラリーに関して言えば、フィニッシャまで整えて、溜め込んだ映像をどこまで使い込むのか。環境によってまちまちなのだが、1回のロケにて4本以上、完パケを作るのであれば、10万円前後で購入できるのはありがたいし、最近はHDDも安いので、それこそ空いた時間にコツコツ作るにはよさそう。

それと、ワークフロー自動化。こちらもそんな背景を抱えたプロダクションであれば、テンプレートの最適化ができれば、ある程度のところまでは、勝手に誰でもとは言わないが、簡素化してパッケージ化できるのであろう。


果たして、そこまで気が利く代理店なんかあるのか...。なさそうである。

ふと思えば、代理店じゃなくユーザー側でそうした環境が整えられてもよさそうだが。理想を言えば、国内だとキー局の子会社なんかが、そこまで蓄積してれば、あっという間に年末年始の波を乗り越えられなかった、あるある問題もクリアーになるのかもしれない。(少なからずそのひとつの方法ではある)

手抜きに見えるのかもしれないが、再度日ごろの行いを確認するには、こう言うツールで再確認するのも手だろうし、FCSなんかを利用しなくても、Avidやらなにやらでも、当然できる事。アップルがいやならば、米SONYからもそのような話のNASなんかも出てるとか...。

こちらの一番、"06: HDXchange: HDXchange: Networked Content Management System"が該当。なのだが、Avidでもサポートすると(囲い込みからすれば、しなさそうだ...。)、ご都合はよさそうだけど。


コネタ
こちらも古川さんのサイトから。(他に無いので、後々放送技術で知るのだろうか...)はじめの方にある"02: Audio"にある、DWR-S01DやDWT-B01 である。電波のデジタル化なので、電波効率がよさそうである。

こちらにカタログがあったのだが、電波の集積度合は既存の物より効率が良いので、混線も防げそうだ。が、日米では、コントロールされた商品なので、果たして国内までくるのだろうか。
B帯で商品投入をしてもらって混線した場所にてさっさと使い、デジタル優位な状況であれば、さっさと切り替わるのかも。

って、そうやって帯域が決まるわけでもないのだが、仮にチャンネルのポップアップが勝手にできるのであれば、混線を気にしてイベント会場で収録する時の手間なんかはなくなる。そんな手間は値段に見合うのかと言えば、別にって話だな...。


2007年4月12日木曜日

VLCでストリーミング(音声編)


ストリーミングと言っても、50人やら100人、1000人を対象としたストリーミングではなくて、1、もしくは2ぐらいのストリーミングをしたいと思うのだが、アプリケーションレベルでのストリーミングってのは、作るのもメリットが無いのか、あまりお目にかからない。


そんななか、こんな記事を見つけた。
http://journal.mycom.co.jp/column/osx/157/index.html

こちらは、OSX向けに書かれていたのだが、お家にはWindwosしかないので、そんな環境にて、2拠点お手軽音声転送を行ってみる。


VLCのSetup
VLCはこちらに行けばダウンロードできるので、0.8.4以降をダウンロード。ダウンロード後、転送元、転送先にVLCをセットアップ。

ここからは、転送元側について。
何を転送するかは、ここの環境にもよりけりなのだが、お家だとこれ、"radio SHARK"(2じゃないのね。残念...)を、このコントローラーで制御しならが、ストリーミングをしてみる。

とりあえず、radioSHARKをPCにさして認識させる。認識後、コントローラーでAM 954とでも設定して、VLCを起動する。

起動すると、"ファイル"から"ウィザード"を選択。選択すると"Streaming/Transcoding Wizard" と出てるので、「Stream to network」を選択して、"Next"を選んで、次の画面へ

入力という項目なのだが、うまい具合に初期化がされてないぽいのと、設定した項目がうまいこと表示されないようなので、次の項目を繰り返してみたり、いったん設定して最後まで進んで、再度挑戦してみてくださいな。

とりあえず、ストリームに必要なデバイスを選ぶため、選択を選ぶ。デバイスはといえば、"開く"の画面にある"DirectShow"タブをクリック。

すると、ビデオ、オーディオデバイス名がデフォルトになっているので、デフォルト時で問題なければ、そのまま、色々入ってる場合は、それらしい設定を施すと...。ちなみにお家だと、ビデオ:なし、オーディオ:RadioSHARKを選んでみた。ちなみに、設定をいじくると、下にある"高度なオプション"の"Customize"のなかに、指定する場合の記述が表示される。

そんな設定を保存すると、存在する再生一覧の項目に"dshow://"と表示されるのだが、先ほど保存したものと違う。てなことで、今度は"存在する再生一覧の項目"を指定してあげる。そうすれば、先ほど設定した項目がうまくいけばあるので、それを選んで次へと進む。

すとりー民具の項目
こちらは、一番最初のリンク先では、Multicastを選んでるようだが、これも知らないし面倒なので、HTTPを選んでみた。HTTPを選ぶと、それ以上に設定の項目が多そうな気もするのだが、デフォルト値では、"http://youname:8080"にてアクセスできるようなことが書いてある。で、次。

次は、コーデックである。色々とあるのだが、"ASF"を選んで次へ。
色々と試してみたのだが、ストリーミングできたのは、ASFのみでした。>>環境なのかな...

追加ストリーミングオプションの項目は、なにも設定しないで"Finish"を選択。そんな感じで、ストリーミングは開始されるのでした。


てなこで、転送先編。
試した環境は、VLCでしか確認してないのだが、その他のクライアントでも動くのかもしれない。その後、Windwos Media Playerで、"開く"、"URLを開く"にて、URLを入力し、聞く事ができる事を確認した。

転送側はVLCを起動し、"ファイル"を選び、"ネットワークストリームを開く"を開く。そうすると、開くの画面が表示され、勝手にネットワークのタブが開かれる。

項目は、先ほどの流れからすれば、HTTP/HTTPS/FTP/MMSとあるので、URLにhttp://hogehoge:8080"(転送元のアドレスやnameを入れてくださいな)と設定し、OKを押して画面を閉じる。

問題がなければ、1対1のストリーミングの出来上がりである。
が、欠点を上げておこう。100%の使用率になるのだが、そんな物なのか。不思議。

と、どうも帯域が、1400kbit/秒と表示されている。これってPCMのストリーミングってことか?
さっさと帯域の細い物にしておかなければ...。


で、コンソールにて色々としてみたのだが、GUIベースの設定が限界なのか...。プラットフォームを移動してやってみるなど切り分けは必須だな。

他の方法でも模索してみるか...。

2007年4月11日水曜日

Information Graphics


このタイトルの言葉を知るきっかけは、"オライリー"の"デザイニング・インターフェース"の"複合的なデータを表示する:ツリー、テーブル、その他のインフォメーショングラフィック"である。

そもそも、"インフォメーショングラフィック"ってなに?な人なので、検索してみた。検索をすると青山の会社様のサイトあたりが、ビジネス的な解説をしている。抜粋すれば、「情報をわかりやすく伝えるコミュニケーションデザインです」とのこと。

ちなみに、その会社様はこちら
http://www.tubegraphics.co.jp/


ソフトウェアに限らず、図で案内、解説するには分かりやすいのだが、その図を意図する話の体系化となると、応用から導かれるのかな。それとも、まあ、その本を読んでみる事に。


最初に、その目的とやらが箇条書きに
  1. データはどのように組織化されてるか
  2. どれとどれが関係しているか
  3. どうすればデータの詳しく調べられるか
  4. データを別視点で見られるよう並び替えができるか
  5. 自分が知りたいものだけを見せてほしい
  6. 具体的なデータ値はなにか
と言う様な事が乗っておりました。

けど、最初に戻って、書籍などで見かける図なんかと比べれば、3のデータの詳細を調べられるかは、出たとこ勝負なのでこれは無く、4のデータの並び替えは、パッケージ化されてからはなにもできないと言う話になるし、5の自分だけってのも難しいことが分かる。

別に、書籍の図に意味は無いということではなく、それだけ膨大な事を踏まえて進まないと、書籍の図と同水準にはならないのよと言う事である。

1. データはどのように組織化されてるか

データの流れにはこんな感じのものがある。

  • 線形的(リスト)
  • 表示式的(エクセルのシートのようなもの)
  • 段層的(ツリー)
  • ネットワーク的(フローチャート、論理回路)
  • 地理的(マップ、配線図など)
  • その他(ツリーマップ(分岐の仕方で変わる?))
ふむ、流れと言うかパターンはこんなものなのか、最初の会社様のページに実例が載っているので、そんなので見比べるのも良いし、実際日ごろ使ってるアプリケーションなんかを見比べてもよさそうだ。


2. どれとどれが関係しているか

こちらは、プレゼンなどで見受けられるグラフなどがいい例だろう。相手に見せたいものやら、ぱっと見て注意を引かないといけない数字なんってのもある。
この読んでる本なのだが、ここいらまでは実践的データが何一つのってないので、流し読みにはちょっとつらいのかな...とも思うのだが。

たとえば、なにかのプロジェクト運用中に何かの数字が注意しろのごとく、大きく表示されるとか。店舗の在庫整理などをリアルタイムに構築し、物品の在庫が付く無くなったものに対してアラートを大きく表示したり(その場合、表示する前に勝手にアクションを起こせってのが正しいようなきもする)。

まあ、何かの動きに対して、サインを見えるかする手法と考えても良いのかもしれない。



3. どうすればデータの詳しく調べられるか

なんらかの表なり、タイムシート、マップなどに散らばった詳細なデータをどう救い上げるかである。手法としては

  • スクロールとパーン(GoogleMapのようなもの)
  • ズーム(ビデオ編集ソフトに見られる)
  • 関心地点の開閉(クリックすると詳細がリストで表示される設定画面)
  • 関心地点のドリルダウン(マップのとある点をクリックすると、その詳細みたいな)
があると言う話になっている。これらの機能、Ajaxなんかのライブラリーでほぼサポートされてそうなきもするのだが、利用用途は、それぞれの目的により違ってくるので、そこいらは考えてないと、分かりにくいただのソフトになりそうだ。


4. データを別視点で見られるよう並び替えができるか

こちらは当たり前に使われているソート、並び替えだ。
この項目を読んでいると、目的が定まってないのか、色々な視点のお話が書いてある。けど、ひとつでも目的が発生すれば、エクセルなりなんなりで、枯れた使われ方と言うのも見つかるような気もする。

必要とされてるものがなんなのか、何をしたいのか。なんって、ユーザーにならないと分からないといわれればそれまでなのだが。エクセルである程度の見え方を模索しておかないと、余計な作業が発生するのか。しなければ、それに越した事はない。


5. 自分が知りたいものだけを見せてほしい

サブタイトルが答えのような気もするのだが、そのサブタイトル「検索とフィルタリング」。
こちらは、元データに検索してフィルタリングをかけるような話になるのか。書籍の図だと、あるものを載せるか、それ用のページを新たに作って、地下鉄マップとガソリンスタンドマップなどのジャンル分けと言えばよいのかな...。いろいろやりようはありそうだけど。


6. 具体的なデータ値はなにか

データ値、と言うよりは単位と考えた方が楽なのかも。いくつかの実装例が載っているのだが。

  • ラベル
  • 凡例
  • 座標軸、ルーラ、スケール、タイムライン
  • データディップ
  • データのブラッシング
とのこと。この無いように関しては、ここに別ページが用意されてるので、私の興味がある項目しか追わない。(それ以外は、別途書籍を買って読んでくださいな。)


データティップ(datatips)

図の上で特定の箇所にマウスポインターが重なったら、別ウィンドウに詳細が表示される。が、その目に注目される内容がその図にないと話にならない。なんか、卵が先かひよこか的話になってきたぞ。

けど、Webならば、データティップとリンクの併用でもよさそうだけど。

事例はこちら
#NFL公式サイト内


部分的なズーム

データ項目の縮尺をちいさくして、密度の濃いページを表示。マウスの動きによって、データ項目を拡大し、読みやすくする。

アニメーション機能なのかと思うのと、データの表示有無で、データティップなのか、部分的なズームだけかの差なのか?違うな。な気もする。

事例はこちら
#datelensのカレンダー
サンプルの動画しかみてないけど、1画面中に全体とその週、その日を収めるには都合のよさそうなカレンダー機能だ。が、カレンダーと言う話になると、そういう実装でも用途は絞られてしまうのが、残念。ってか、仕様だな。

Outlook日本語版使ってる人いましたら、使ってみて感想を...。その前に、Ajaxで実装してもよいのかも。PDAなどの制限の多いものほど、そのUIの依存度は強いのかと思うけど。まるでPOBOXを最初に触ったときの思いに近いのかな。


あとがき

本の内容そのままに書いてしまったのだが、結局は道しるべ本なのだと思ってみた。この本を読んだから正解が簡単に見つかることもあるのかもしれないが、ほとんどは、教養として蓄積するだけなのかと思う。

けど、本の存在そのものでもあるのだが、こうして書いていけば、頭はある程度整理され、パターン化のお手伝いになるし、なんらかの絞込み、フィルタにはなる。

内容としては、満足であるけども、タイムラインのお話がもうちょっと書いてあれば、いや、これで十分なのかもしれない。そう思えてきた。

2007年4月7日土曜日

Yield Management



なにかの拍子に見つけたイールドマネージメント。
用はやりくりの仕方とでも言えばよいのか。

そもそも、やりくりが発生するタイミングってのは何があってなのだろう。そんなところからスタートすべき話なんだと思う。

この言葉の背景には、米国の航空会社で収入の最大限化から始まる言葉とのこと。


先に結果から言えば、JALだと悟空、ANAだと超割。早期割引やらバーゲン型賃金って言葉が使われている。ある条件と言っても設備投資型産業であれば、回転率云々の話が付いて回るので、サービスの利用日前と言う条件は必須のお話である。

航空やホテルなどではおなじみなのだが、それ以外になるとお中元、お歳暮、お引越し、交通、学校、、中途半端な値段で売られる自動販売機の飲み物、今回の話とは別な理由がありそうなソフトウェアにはあるらしい。

>追記
携帯電話のへんてこ電話料金も回線の使用率によって、そんなルールに乗せられている。海外の話などを見てても、それらしいパッケージ、コンサルタント会社がある。


カタカナ表記は、[イールドマネジメント]なのでこれで検索。ホテル向けパッケージソフトの解説で使われてるので、そこから適当に抜粋。

仕組みとして、3つは押さえろと言うことらしい。
1.顧客の分類
2.需要期の分類
3.需要の最大値

1.顧客の分類
ここは2つに分かれてたが、言葉として1つにまとめてみました。その2つは、利用内容と利用時期の確認。
会員制じゃなくてもいつ何時、この人はなにを利用するのかぐらいは把握したいと思うか。いやパターンを探してみるのもよさそうだ。ついでに何に利用するのかもあれば、パターンの精度は高まりそうだ。

2.需要期の分類
ある程度、数がはけて年間を通してやってけば結果が出そうだ。けど、日々の感じ方を組み込めば、1年を待たずに結果に到達できそうだ。

3.需要の最大値
どこで満足かって見方もできるし、このときはこう言う配置を施して…や、判断材料として当然の数値である。


で、上の条件も最低限必要な設定、条件があるわけで、サイトによれば…。
1.最小の予約数
2.通常料金日
3.そのほか

とありました。根本いくら欲しいのか。固定費はいくらなの。てのは、はじき出しましょうと言うことか。
ちなみに3のそのほかは、時期と需要の最大値に関連するもの。

と、言うのが仕込み設定と言えばよいのか。で、こんどはポリシールールと言うのがあってこんな感じ。

1.需要期の回転率の把握(もしくは設定かな…)
2.出来る限り高いお値段で
3.最後の物は当日売り
4.お得意さんの確保

1.需要期の回転率の把握(もしくは設定かな…)
結局は設定するのだが、なにを見て把握するのか。それは、「需要期の分類」が出来てれば、把握なのか過去からの設定になるのかが決まりそう。

2.出来る限り高いお値段で
まあ、ビジネスなのでお高く売りたいものである。ある程度遊びを入れてルールを設定すれば、回転率からすれば低いし、低くしたければ、潰しが利かないことになる。

3.最後の物は当日売り
これも遊びに関連することか。下のお得意さんの行動パターンにもよってきそうだが。これが必要か必要じゃないかは、値段設定によりけりなのと、回転率の数値にもよるのか。最低限の回転率も当然必要になるのか。(東急インとかがそんな感じに展開してそうなきもするんだけど...)

4.お得意さんの確保
お得意さんと言うくくりでもないが、需要にたいしてどう答えるのか。簡単にいえば大口ならいくらなどなど。


そんなこんなでやっていくと、それなりなリストができそうだ。そんなリストを管理するには、3つの表が必要だとか。

a.その日の販売、残の状況、売上げのリスト
b.売り価格の有効性リスト(aの売上げ早見表)
c.お得意さんリスト

これを、条件付けて流せば、早期割引システムの出来上がりだそうです。けど、いきなり複雑なようなきもするので、ここの問題は後から条件を付け足すにして、最初から安価にやると大変なので、ある程度の予定やルールを決めて実行すべき話だな。

>追記
早見表にかんして言えば、これもシュミレーション次第というところなのか。こんなのは専門家にエイ。って投げても良いんだろうけど、根本のような気もするので、これは宿題だな。

せっかくの売上げ拡大を分けもわからずやる必要もないだろうと。と言う見方もできるし、ある程度予測できそうな石橋のたたき方なのかもしれない。(こんなたたき方もありますよと言う意味で…)

ZFS


UNIX系のシェルの一つかと思って、そのままスルーしそうになったのですが、「zsh」ではなく「ZFS」なのね。と言う事で、こんな記事に飛びついてみた。


毎日コミュニケーションズ:FreeBSDに対するZFSの移植が完了
http://journal.mycom.co.jp/news/2007/04/06/017/

内容は、移植ができました。未完が多いけどと言うところか。が、そもそものZFSが何者なのかわからんチンなので、そいつを調べることに。


適当に検索してでてきた内容はこちら。

Zettabyte File System - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/Zettabyte_File_System

何を目的にこんな話なのかは、他のファイルシステムなんかの概要を見ていると、当然な結果なんだろう。

Sun & Users - Solaris 10ファイルシステムZFS誕生エピソード『心を解き放て!』
http://jp.sun.com/communities/users/0612/feature01.html

Sunも面白お話を書くものだ。何が必要なのかはともかく、発想そのものが面白いのと、現時点の環境はその当時とは違う。ってのは、当たり前な発想なんだけど、現実、難しい。

そのことは、社会人を経験していろいろな場所に転がってそうだけど。

そんなお話を読んでみて、飼い殺してるdebをopen solarisにするか。いや飼い殺し中なので、なかなか動かない。

しかし、何でまたこの手の進化があるのだろうか。別に、使えてれば現状維持でよいのではと思うのだが。


数日前、たまたま見かけたこの話にそんなことが載っていた。

嶋正利のプロセッサ温故知新
http://itpro.nikkeibp.co.jp/watcher/shima/index.html

ここのどこかに書いてあったのだが、大きい仕事がしたいから。別の言葉で言い換えれば、稼ぎたいや進化したいと言う話だ。


しかし、ネイティブに日本語をしゃべるアーキテクチャってのが日本国内に居たのか。と再確認したのと、心意気はなにがどう変わったにせよ、いいお話だった。

ちなみに、この人を知るきっかけは、NHKスペシャルの例の番組だったのだが、ロバート・ノイス氏の扱いは、ひどい扱いだった。

その当時の状況、日本国内の業界が目指していたものからすれば、その当時、ノイス氏が日本に対して、最後に発言した言葉、「真似ばっかりしてる」との発言からすれば、警告だったのだろう。

けど、それを受け止められなかった、NHKの人や見てた側、私も含めて、おごりにおごってたのだろうな。


と、ZFSからかなりかけ離れたのだが、これを使ってなにかしたいとは今のところ何一つ思ってなかったりして…。

やる算段は、いろいろとあるので、最適化された適当な方法で積み上げるんだろうけど。