リンクを追っていたらこんな内容に出くわした。
- ITmedia:ケータイ検索が“使えない”理由
- cnet:モバゲー、月間93億PVに--攻略本は11万部発行、2008年3月期は売上75億円へ
ケータイ検索に限らずケータイ全般の昨日が使えないと思っているのだが、そんな考えのもと、中身を抜粋するとこんな感じか。
- ケータイサイトの構造は、検索エンジンが理解しにくい
- ケータイページは情報の絶対量が少なすぎる
- ケータイ検索はまだもうかっていない
検索エンジンに理解しにくい構造
携帯電話に実装された機能そのものからの離脱をするか、apacheなどにモジュールを追加するなり、プラグインなどでお手軽に対応できれば、勝手に検索対象となるサイトも増えるのであろう。
どちらにしろ、モジュール化については、構成する中身しだいなのだが、cssで最適化されたページなら柔軟に対応できるし、プラグインなどに関していえば、mtなどで見られたプラグインの実装などを考えると、柔軟に対応できそうだ。
ケータイページは情報の絶対量が少なすぎる
これに関しても上の話で解決しそうだ。具体的に言えば、rssリーダーの構造や実装例を見れば簡単である。明日からrssリーダーのデベロッパーさんが立ち居地変えてお仕事するのかは別にして、十分成果のある仕事にはなりそうだけど。
ケータイ検索はまだもうかっていない
なら、RSS使いの方やってみてはいかがでしょう。
てなことを思ってしまった。次...
モバゲー、月間93億PVに--攻略本は11万部発行、2008年3月期は売上75億円へ
正直びっくりである。驚きで迎えた記事である。
前の記事で軽く触れる程度だったが、こんなに金額が動く話だったのかと、再度確認したくて、株式会社ディー・エヌ・エーのIR情報を見てみた。モバゲーの運営会社は公開企業である。
株式会社ディー・エヌ・エーのIRサイトをみると、"決算説明会(動画配信)"とあるのでこれを見ることに。
全体的な流れとして、伸び率が徐々になのか余裕の様子が、そんなことはさておき、ビッターズの社長としてインタビューを受けてたときの顔つきよりも(何年前なのか...)社長さんの笑みが絶えないこと。
説明会の資料や説明から、気になったところを抜粋。
売上高の推移
モバイルの取り扱い高が、異常なほど増えている。が、徐々になのと、計画性が顕著に現れているのか、気になるのは、その期間の短さぐらいか。
モバゲータウンの成長
こちらも売上げ同様というところか。なにかの説明時に今までは1億円相当の設備投資で済ましてきたが、3億円増強とあるので、2007年3月数ヶ月前までにのどこかで、仕込んだことが伺える。
モバゲータウンの収益構造
大きいパターンとして3つ、広告収入、成功報酬型広告、アバター販売とある。収益割合は前期、20%、60%、20%とのこと。今後、現状の伸びとしては、広告、アバターの伸びがあるとか。
積極的な広告宣伝活動の効果
化因数の順増数、属性は置いておいて、年齢構成比をみると、10代から20代、30代の比率を考えると、20代前半の比率が多い。ちなみに、mixiの資料(p11)のユーザー属性を見ると、20代の全域に強いのかな...と思える。モバゲーが何年存続できるのかわからんのだが、仮に5年経過した時点で、mixiの資料になっていれば、なかなかの成績が残せるのではないのかな。と思ってみたが。
中国事業の試験サービス
ゲームに関しては、普及してる端末が”Adobe Flash Player”未対応の為、サービスインしてないそうな。てことは、国内でのjava,バイナリvsFlashの比率が知りたいところだが、お手軽さとゲームの構成を考えれば、ある程度の器は見えてきそうだ。
質疑応答
ここからは質疑応答の抜粋と小言
ビッダーズの出展数の平行線
3万円から5万円の維持管理費値上げと会社の売りとしてケータイ化に移行してるので、その影響だとか。
アクティブユーザー数の取り扱い
会社、アナリスト、記者、広告主、出展者によりまちまちかと思うのだが、ITmediaのひろゆき氏コメントを見てると、10代から20代前半をターゲットとしてる物販、サービスがあれば、それなりなメリットを感じる。どの時点で平行線になるかで、アクティブユーザー数が決まってくるのかなとも同時に思ったのだが。
ITmedia内の川田COOさん発言「モバゲーから課金サイトにうまく誘導できればいい。」の具体化が見えてよかった。って話が、アクティブユーザーから効果に話が変わってきてる。
ターゲティング広告
ネットの広告全般として効果が見られないとの話が登場し、具体的なターゲティング広告活動の話に及ぶ。これも何を得たいかによって変わってくるかと思うのだが、幅広く人口比率を整える為の投資はしているので、ネットワーク外部性を得ようとはしてる。
現状の収益構造をみると、成功報酬型を確立しているのだから、あえて広がりを見せなくてもよいのか。とも思ってみたのだが、資金源の少ないところからと言う話になり、再度人口比率の調整は必要なのだろう。
ちなみに、ターゲティングの具体的な事例として、あるキーワードを検索して、とあるページに足跡を残すような事をしているそうな。
テレビの視聴率云々の話をよく見かけるのだが、どこもかしこも似たりよったりか。直接的に効果を得る手法なのか、間接的なのか、前者は、まさしく具体例の通りだし、成功報酬型もそうだろう。他の会社のサービスで言えば、リスティング広告もその型に収まる。
後者の間接的は、テレビのCM以外で見られる効果で、つづけると言う効果、人気のタレントを使うと言うところに見受けられるな。
こんな話を書いても、1銭にもなら無さそうなのでここでひとまずおしまい。しかし、ターゲティングだけなんで多いのだろうか。答えは簡単で、それ以外興味がないのだ。
反対になぜ興味があるあと言えば、みんながみんな便利、良いねと思う1夜にして作るのも大変だ。しかし、絞ればそれもある程度緩和されるし、あたりが少なければ、数が多くなる傾向になればと思うからだ。
ここまでモバゲーが成長しているところを見ると、確実にターゲットとして成功してるように思えるのだが。そういえば、ケータイでなにを検索するかと言う問いに、"暇"、"つまんない"と書く人にとっては、まさしく絞り込まれてしまったんだろう。記事はITMediaだった。
ユーザー数がどこまで増えて、どこまで期待できるのか。mixiの資料を見ていると1000万ユーザーの確保、PCでのPV数現象の回復あたりがポイントなのかな...と思ってみたのだが。
潮時じゃないの...なんって思うのと、もうちょっと実用的なケータイサービス、ケータイアプリが登場してきてよさそうだけど。
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