2007年7月19日木曜日

メモリ記録型カムコーダーその後


その後...
数ヶ月前だかに、こんにちは,"AVCHD"カメラなる事を書いたのだが、その後、RSSリーダーにてこんな記事を見つけた。


ソニーが放つ刺客、メモリ記録型AVCHD「HDR-CX7」
発売になったのか、それようの記事になっている。国内のWebサイトだと、こと映像に関して言えば、小寺信良さん以外のライターさんによる記事を見かけないので、唯一なのだろう。
それ以外になると、書籍が2誌、3誌と言うところなのだろうと思うし、業務で必要とされなければ、既存のフォーマットを選ぶ傾向が強いので、これ以上は...


感想はさて置きとか言いつつ、ソニーのカメラの印象としては、既存のレガシーフォーマットのサポートが明確になっている点だろうか。SD,HD共に潰しの利くフォーマットと言うところだろうか。

それ以外になると、記事中に書かれていた松下のカメラのリンク先に答えが載っていたのが印象的。
それはと言えば、こちら


SDメディアストレージ付属
話は飛んでしまうのだが、松下電器の業務用にでているSDメディアストレージ、テープの本数をカバーできる構造からすると、なかなかのおもてなしなのだろう。

と、その下に記載されている"業務用AVCHDデッキ"も気になる。対応フォーマットや機能として何を充実させるのか。そんなところは出たと勝負のような気もするのだが、何が必要なのかは、企業その物が問われそうだ。


終わりに
結局、ノンリニアでどう扱いのかがいまいち分からないままなのだが、どうするつもりなのだろうか。想定はこんんか感じだろうか。

(1)直接、編集する場合
カメラやメディアストレージをPCにマウントし、記録されたファイルを直接いじくるなり、変換するなりして編集に取り掛かる話。

手短だし、カジュアルに利用する層は、ここいらを気にするのだろうか。
ソニーの答えとしては、SDベースの素材ならば、MPEG2なのでノンリニア編集もそれなりに充実してるのでは?と言う答えなのだろう。
FLV化するところやら、画よりも速報性なら、MPEG2ベースのSDで十分といえば十分のような気がする。(別に国のご指導で電波に乗せて放送してるわけでも無いわけだし...)

(2)一度、登録して編集
こちらは、数人から数十人がかかわってきそうなので、業者があ~だ、こ~だだと言いそうなのでなんとも。
フィルターとして、すぐなのか、ちょっとは時間があるのか。そのぐらいの差しか見え隠れなさそうだが、そんなフィルターで括っても十分なようなきもするのだが...。


結局は、メディアストレージが松下から出てるのと、まだまだ枯れてないのかと言う印象なのだが、それでも日々、ユーザーから要望、満足できる技術との照らし合わせで、答えが出てきそうだ。(新設と既存からの切り替えじゃ、差が大きいけど...)

安いとは何なのか


とりあえず
個々最近このblogに何も書かず1ヶ月が過ぎるのだが、貯めに貯めてしまった御代を消化しなければと思っているところ、BSCやITILなんかの書籍を読んでいると、体系化されたシステムと言うのが目に留まった1ヶ月でもあった。

そんななか、ここで書いてたYield Managementなんかもそうだが、そんな体系化からすれば一部であり、そもそもこれだけでも十分御代になるのかなとは思うし大事なのは分かるのだが、でもねと言う事でもあり、Yield Managementを使わなくても売れるに越した事が無いのかとも思う。けど、設備を運用するに置いては、結局はYield Managementに話が進むのかもしれないけど...。


BCSを読んでいると
Yield Managementを調べていくと、サウスウエスト航空の事例を見かけるのだが、BSC書籍を見ていてもサウスウエスト航空という社名を見かける。どちらもサウスウエスト航空なのだが、細かい話に行くにつれ、話が違う事に注意が行く。

双方、べたほめなのは確かなのだが、目的が違うのか片方が見失っているのか、それとも何かを隠しているのか、古いのか。そんなことを感じつつも、安さとはの事例を追うと、サウスウエスト航空が目に留まるので、その仕組みとやらを追ってみる。


安さの秘密
サウスウエスト航空の詳細を知るきっかけとして、数ヶ月前に起こった全日本空輸(ANA)のシステム停止がきっかけである。
詳細はここからたどれば、たいがいの話は分かるように思える。

それと、根幹のシステムとしてユニシスの航空向けパッケージソフトを使っていると言う事で、それらしいシステムを探索していく中で、このようなドキュメントを見つけた。


この中の"国際競争時代のコスト構造改革と需要拡大を支える 航空基幹システムの世代交代 AirCore"からの一部抜粋なのだが、そこから"2.1 航空予約システムの動向"の"2) ローコスト・エアラインの出現"からの抜粋、"ローコスト・エアラインは,あらゆる面でのコストを削減(機内サービス,機種の統一など)
することで低価格を実現しており,予約システムに係るコストも削減の対象としている.インターネットのみでの販売,予約変更の制限,他社との連携を行わないなどの方式を採用してGDS への支払いを不要とし,かつ自社システムとしての予約システムに必要となる機能を削減することで,低コストでこの要求を実現している."との事。

要約すれば、内へのコスト削減、外へのコスト削減、輪をどこまで保持するのか。と言う所か。が、分かりやすい、内へのコスト削減は簡単に到達できそうだが、外へのコスト削減は、計るものが無くて、なかなか選択するにも、実行するにも難しいのかなと思う。


別の見方をする
何をきっかけに知ったのか忘れてしまったのだが、対抗企業と言うのも存在し、ここ最近のニュースなどでは、前輪のタイヤがあっちの方向に出たまま、着陸した航空会社で知った方も多いと思う、ジェットブルー航空が見比べるには良いのだろう。
ウィキペディアのジェットブルー航空の項目を見ていても、経営者の動向を見ていると、サウスウエスト航空の比較としてはちょうどよさそうだ。


こちらは、日航財団発行のレポートが存在するので、こちらを読んでみる。

お題からしても層だが、影の部分が目立つ印象だ。最後に書いてあったので転記すると...
(1) エンブラエル190の運航においてジェットブルーの思惑通り、新たな市場を拡大し、かつA320と同等レベルの営業利益率を確保出来るのか?
新たな機体でのサービスを展開するのだが、利益を稼げるのか。ここに関しては専門家でもないのでなんとも言わない。

(2) 経営規模が拡大し従業員数も倍増する中で、何時まで組合無しの状態を享受出来るのか?
組合が結成されれば労務費の上昇は避けられない。
ここはスタートアップ企業も層だし、組合の存在しない一部上場企業でも見受けられる話である。どこかにサンプルが転がって層だが、IT関連銘柄だと、ソフトバンクから始まって色々と在りそうだ。

(3) 大手各社による各空港での既得権益がある中で本当に新たな路線枠を獲得し、路線網を計画通り拡大できるのか?
こちらも、(1)同様の話になるのか。


企業も個人も同じ時間を過ごすので、(2)の問題は出てくるのだろう。そのときどうするのか。継続するってのは難しいと言う話で終わるような話ではないし、企業寿命30年という話もあるのだが、スタートアップから経過した企業、個人の行く末は、結局自分、自分らで探せと言う事になるのかな。

って、こんな答えを書くつもりで、これを書いたつもりは無いのだが...。

2007年6月14日木曜日

対話のレッスンを読んでみて

長湯にする為にも何か書籍をと思い、昔購入した書籍「対話のレッスン」を読み始めてみた。
もともと、書籍その物が風呂場用に作られているわけでもないので、読み終わるとぶよぶよになるのだが、それでもこの書籍、雑誌連載のコラム、エッセー集ということもあり、風呂場に最適な書籍であった。

内容、コトは
と言うと、タイトルの通り対話である。
改めて「対話ってなに?」から、辞書に見かける「双方向かい合って話をすること。また、その話。(三省堂提供「大辞林 第二版」より)」よりより深く追求されている。


感想

感想と言うよりつくづくこう思うのでした。

コミュニケーションは、「伝わらない」と言う事から始まる。対話の出発点は、ここにしかない。

私とあなたは違うということ。
私とあなたは違う言葉を話しているということ。
私は、あなたが分からないということ。
私が大事にしていることを、あなたも大事にしてくれているとは限らないということ。
私たちは、理解しあえる部分を少しずつ増やし、広げて、一つの社会のなかで生きていかなければならないということ。

その事は決して苦痛なことではなく、差異のなかに喜びを見出だす方法も、きっとあるということ。

2007年6月11日月曜日

ニュース番組のHOWTO

日曜日に"伊集院光 日曜日の秘密基地"を聞いていたら久米宏さんが登場。昔の雑誌記事から質問を掘り出して、対話をしていたので、メモ。

Q.ニュース番組で暇ネタを紹介するときの注意ポイント

暇ネタってなんだと思ったのだが、「お出かけになってはいかがでしょうか。」と締めくくるニュースの事。たとえば、桜の季節ならば、どこぞの桜が綺麗に咲いてます。お出かけになっていかがでしょうか。と終わるようなネタとのこと。

で、問題は、注意するポイントなのである。「お出かけになってはいかがでしょうか。」は必要なんだろうか。久米宏さん曰く、不要、情報ではない。と。

まあ、広告であるし、そもそもアドバイスをあなたからもらう必要があるのか。そこまでは言い過ぎにしても、広告であるのは確かか。

ほかにも、スポーツコーナーにて「がんばって欲しい」や「気になりますね」など。余計か必要なのかは、どこで別れるのだろうか。


Q.ニュースの原稿を読むには
こちらは、上の話の続きで、別な視点からの話。

言っていたのは、「原稿は短くしろ」「早く読め(気持ち早く読め)」答えは、正反対の年寄り向けラジオといっていたのだが。


「原稿は短くしろ」
原稿なので、流れとしてはこんなブログでも同じなんだろうか。まあ、物理的に紙、ブログ上では3つに分離できるのだが、実際に「伝える」になると、長くなると。たとえば「です。さて・・・」とか。

これは、私も経験をしておりました。どこぞのサポートセンターのコールセンター向けアナウンスを作成したとき、こんな事を考えながらしていたわけでもないのだが、短く的確に、しかも余計な事を省いて伝えるとなると、こんなことを自然に思うのだ。


「早く読め(気持ち早く読め)」
こちらは、気持ち早く読んで時間に余裕をと言うところか。久米宏さんと言えば生番組なんだろうと思うのだが。収録版は、編集を経て見るような話なので、影響力のある人には詰まらん媒体なのかもしれない。(私だけが感じていたのかも)

こちらも、コールセンター向けアナウンスを作成したときにやっていたのだが、ポイントは...
1.全体は均一に
2.間をつまむ(言葉と言葉の間をつまむ、息継ぎは考え物)
3.最後の5秒は慌てず
という事を言っていた。(息継ぎは私的に思うこと)


コールセンターの場合、適当な収録装置にて一度、プレッシャーも与えず読んでもらう。遅ければ、「気持ち早く読んでね」と頼む。注意点は、最後の5秒をどうするかだ。まあ、生放送の場合、その瞬間が飛び出す事を考えると、とてつもなくプレッシャーがかかるとは思うのだが、事、コールセンターの収録、適当に流し流しやれば、プレッシャーもかからないだろう。

そんなこんなで、ここからは編集。波形系のソフトもお安く売っているし、フリーのソフトもあるので、そんなのにmp3ファイルやwavファイルを編集すると。

間をつまむので、言葉のバランスを読みながら、間をつまむのだが、何を伝えたいか、どこで選択するのか、電話を切るのかを考えて言葉を選べば、適当に収まりそうだ。

ブレスについては、ブレスを切っても、間で区切っている場合も多いので、単純にカットしても聞きにくい構図になる場合もあるので、そこいらを調整すれば、あっという間にメッセージの出来上がりとなるわけだ。


Q.リポートする側とアンカーの間
こちらは中継先の人とスタジオにいる人の"ま"がどんな状態であれば良いのか。と言う話。
メモした内容からすると...

1.あいづちの打ち方、息継ぎの読み方を気にする
2.相手が「息」をするときに質問をする
3.なるべくあいづち、文脈から息継ぎを読む。
なことを言っていたような。


近道は簡単で、「早く読め(気持ち早く読め)」での間をどうするのか。ここを下地に気にすれば、必然と進むような気もした。が、改めて気づかないと、掘り起こして気にしないな...。勉強になりました。

2007年6月5日火曜日

電話機リファレンス


Asteriskの知名度も普及の兆しのように見えるので、どのようなものが必要なのか、調べてみることにする。
とは言っても、必要とされてる場面では、不必要となる場合もあるので難しい。

数日前、このようなリリースな記事を見つけた。
日本アバイアが法人向け“ワンフォン”
記事の内容は、携帯電話をAvayaの内線電話端末にすることが可能システムを発売すると言うものである。


この手の話、SipやVoIP、PHSなどを利用してつなぐPBXやビジネスフォンと何が違うのか。別に変わりは無さそうなのだが、このリリースを読む限り、回線を選ばずに内線電話端末として使用できる点が売りと言うことか。

別に単体、携帯電話として動けば、それでよいのでは?と、言われそうだ。が、CRMとの連動や日本版SOX法を盾にした通話の録音、ログ化を考えれば、必然性が当然出てくる話なのだろう。

はて、この需要に見合うのはどこか。ここで最初に言った「必要とされてる場面では、不必要となる場合もあるので難しい」との話になるので、これだけでも絞られそうだ。


実装する機能とは
必要性や需要はとりあえずあっちに置いておくとして、この電話機に必要なものはなんなのか。Avayaをキーワードに調べてみたのだが、ここのリリースがポイントを押さえていそうだ。
ノキア・ジャパン株式会社 - Avaya one-X Mobile Edition - Mobile Field Sales
ノキア・ジャパン株式会社 - Cisco Unified CallManager - Mobile Field Sales

この2つ、共通するのは、NOKIAのプラットフォーム、Series 60にて動いているのと、リリース上ではあるが、実装してる機能が似たり寄ったり。差は、つながる先だけの様に見える。

中身は、PBXの機能を携帯電話に拡張することで、通話転送、短縮内線ダイヤル、ボイスメール転送、保留転送、コールピックアップ、電話会議など、オフィス電話で一般的に使用される通話機能を携帯電話で利用可能とある。ここが求められるところか。

違う商品でも同様の機能はうたわれており、プラネックスのIP電話機、PLANEXPRODUCTIP PHONEVTL-ST02Hの電話機機能かページ下段にある製品概要に記載されている。


機能に戸惑う
必要とされる機能は適当な所ではあるが、そろったような気もする。でも、使う方、今までの利用してた物からすると、一概にそろったのだろうか。
やはり一番最初の「必要とされてる場面では、不必要となる場合もあるので難しい」という事だ。少なくとも、PBXとビジネスフォンでは、機能も必要性も違うと言うことなのと、ターゲットとしてるユーザーも違うのだろう。

他の事例で例えると、この記事が良い事例だろうか。
ITmedia News:任天堂「DS」1人1台へ 岩田社長が意欲

この記事冒頭の「「DS」は1人1台に、「Wii(ウィー)」は一家に1台に」と言う事である。電話機を使いまわすか、個人で使うのかの差、大まかに言えば、電話と携帯電話の差と言えばよいのだろう。

携帯電話がここまで普及し、家族から個人に移行した電話なのに、事業所でも同様になるのかといえば、組織の中で、どのぐらいの必要性があるのかで、変わる。
3社の携帯電話の法人向けサービスを見ていると、その間、必然性は、あるように見える。

ただ、どこまでの機能が必要かといえば、ビジネスフォンなのか、PBXなのかは、言うまでも無く、PBXで実装されてる機能があって当然と言う話になる。


最後に
そもそもこんなことを書いてどうなのか。という話もあるのだが、Asteriskの動向を見ていると、次なる手立てが無いので、どんなところに需要があるのかを考えていたら、携帯電話にてPBXをコントロールするのが、既存のビジネスフォン、PBXメーカーが脅威に思うのだろうと思ったしだい。

ちなみに、Asteriskの評価は、ここの記事にて確認できるし、私もそっち側なら当然そう思う。
日本のAsterisk最新事情(5)「黒船Asterisk」,他陣営はこう見る:ITpro

2007年6月1日金曜日

エンターテイメント造園


5/31、嵐の前の静けさが漂う午後の昼下がり(なんじゃこの書き出し...)、TBSラジオのストリームのコラムの花道にいとうせいこうさんが出ていた。
そのときのお話は、こちらからpodcastとして聞けます。

内容は、数日前に販売されたPLANTED 第4号の告知な案内と言うか、宣伝である。けど、そんな宣伝に打勝つ内容をつらつらと言い放ってコーナーは終わっていった。



詳細は、「東京ディズニーランドと東京ディズニーシーの"植物"を見ていく」。ちなみに、この雑誌、PLANTEDは、amazonやセブンアンドワイの書籍分類を見ていると、園芸というジャンルになるらしい。私にとっては未知なる領域だ。

まあ、これを買うまでのつらさと言うか、探し当てるまでが結構以上に大変である。
毎日新聞発行という事もあり、当たり前に書店に並んでいるのだろうと思いきや、園芸コーナーと言う、なかなか牙城が厳しいのか、入荷候補にエントリーされてない。

行った店舗が悪かったのだろうと思うのだが、書籍の棚卸を金額で行う書店(在庫管理がなされてないのと売れ線重視な書店)は、なかなか見つけることが難しい。東京東部だと、錦糸町のくまざわ書店 錦糸町店にて、園芸コーナー隣(表紙の影響力?)の雑誌棚にて発見。



中身を拝見すると「安めぐみ」がバンドルされてる抜け目がない雑誌と言うか、ちょっと視点がずれてないか?とも疑問に思いながら、色々と用意はされている。

どの人に向けての雑誌なのか、出版されているのか、写真のレイアウトから内容を見ていくと、私ではないのは確かなのだが、それでもそんな事を軽々しく超えていく。

とりあえず話を聞くのが鉄則と言う事で、担当者さんとのインタビュー形式になっている。個人的な立場として、商業的な目的や研究テーマに選ばない限り、テーマ無く仕様を聞いていくとは無難だ。



東京湾であっても塩害の発生やショービジネス、テーマによる植物選定に関しては、最近だと都内の商業ビル郡なんかと比べれば、ディズニーランド、シーでの技術は独走している状態だと思う。

商業ビル、ディズニーランド、シーは目的が違うので、当然進む道が違うのは確かなのだ。が、商業施設の運用と考えれば、この差は今後永遠に縮む方向に進んでもらいたいし、こんな考えの元、自宅の庭が植栽されていくのも、面白いと思うのだが(都内近郊は手間暇は掛けられても土地の制限が厳しいので、地方の方)。

だけど、ディズニーランド、シーをそこまで持ち上げても、ここには強い目的、意思を持った人が来る場所だけに、ややないがしろになりそうな気もする。それでもバランスが取れてなければ、当然違和感と感じる、持つわけだし、バランスの取れた植物園であることは確か。


雑誌にも紹介されていたが、期間限定でこんなツアーも開催されているので、ご興味ある方はぜひどうぞ。

2007年5月30日水曜日

Twitterのすごさ


書こう書こうと思ってほったらかしにしたら、ここまで広がりを見せるニュースサイトやらブログ。あえて書かないってのも手なのだが、どうせならと言う事で書いてみる。

連休明けあたりから使い始めてる人も居たので、私もはじめてみたのだが、はじめるまでは「IMの二番煎じ」やら「連続更新のブログの代替に何の希望があるのか」と、ネガティブにしか思っていなかった。感覚としては、ここの感想と一緒だ。

が、使ってみて、「何がすごいのか」「なにが心地よいエッセンスなのか」などなど思ってみたりしてみた。そんな考えの下、ポイントとしては、「広がり」「ライブ」「成熟から」と言ったところか。


1.広がり
広がりについては、3つに分類できるか。
a.クライアントの数
これについては、「第4回 厳選40!Twitter用ツール・サービス大特集 : gihyo.jp」を見ていただければ、その数の多さに驚くというか、なるほどと言える。

記事中のジャンル分けを借りると、Windows用クライアント、Mac用クライアント、携帯電話用クライアント、WindowsMobile用クライアント、ブラウザ用プラグイン・拡張機能、ウィジェット用クライアント、その他スクリプトといったところか。これ以外にも有りそうだし、このリスト以外にも膨らみ続けてそうな気もする。


b.ユーティリティー群
この分け方、色々と問題はありそうだが、API公開での派生物と言ったところである。クライアントに含まれている「その他スクリプト」の部類でもある。
実際には、時間割り風に表示する奴やら検索なんかもそうである。

Twitterを元にサービスを展開したものである。ちなみにgoogleなどで検索した場合、特有のキーワードを打つとTwitterのデータが表示される。いいのか、悪いのかはしらないが、ブログの結果検索より、たちが悪そうだ。


c.マッシュアップしたサービス類
こちらは、2つ目で上げてる物とは別で、データの流れやノリ、空気が似ているのだが、機能として足らないのを補完し、結局は似てるんだけどサービスとしては独立してるもの。

探すのもメンドウなので、ニュースサイトや検索サイトで「版Twitter」や「Twitter風」と検索すれば、それらしいのが出てくる。


2.ライブ
ライブとは、携帯から連続して投稿、更新するブログやユーザーが限られるIMにも言えるのだろう。別視点で言えば、生放送で葬り去るラジオ、テレビの生中継なんってのもライブだ。テキストのみだが、Twitterも書き方、テキストの制限が、あえてライブ感覚というのを引き立てている。

けど、1ユーザーがカメラ、マイク、中継ユニットを担いでショービジネス的に生中継という事もできなさそうだし、写真を撮っても、連続した動作の中でアップすると言うのもライブになら無さそうで難しいような(ひと手間になってしまう)。まあ、分業にはなりそうだ。限られた制限が、たまたまフィットしたのだろうが、規格、制限の器はなかなかなものだと思う。


3.成熟から
最初に思っていたこと「既存にあるよ」と言うことや、日本国内から見れば、疑問に思う制限(ショットメッセージとケータイメールの差)を見ても、目新しさを感じなさそうなのだが、広がりライブ感覚、それとこの成熟からの用途への応用というべきか、そんなところがすごいのかもしれない。


けど、すごいからと言ってmixiやモバゲー並にユーザーが付くのか?と言えば、もうちょっと超えなきゃいけない壁と言うのが在りそうなのと、Twitterの制作サイドの思っているコトを踏まえると、APIを利用した商業サービスを展開しても怒られなさそうだな...と思っているのだが。(この動画の開発者のインタビューを見ていて)

と、電車の車内広告を見てて、モバゲーの力の入れようはすさまじいですな。なんでQRコードを付け加えないのだろう。(満員電車でQRコードをカメラで取り込む人が居るからかかも知れないけど...)